- サンセットシャンパンと伊良部ブルーに癒される宮古島ステイ
- イラフSUIってどんなホテル?58室だけのコンパクトラグジュアリー
- 部屋から見える伊良部ブルーが最高すぎる|客室タイプと選び方
- サンセットディライトでシャンパン飲み放題|これだけでも泊まる価値あり
- レストラン「TIN'IN」の朝食が素晴らしすぎる件|プラチナなら2名分無料
- 伊良部島のホテルで一番困るのは周辺の飲食店の少なさ|夕食問題をどう解決する?
- マリオットプラチナ特典がすごすぎる|朝食無料に冷蔵庫飲み放題
- インフィニティプールで伊良部ブルーと一体化|大人のためのプール時間
- 伊良部島観光の拠点として|17ENDと渡口の浜へのアクセス
- スタッフのホスピタリティは一流|でも人によって差がある問題
- 実際の宿泊費用と予約のコツ|高いけど納得の価値
- イラフSUIに向いてる人、向いてない人|正直なところ
- まとめ|伊良部ブルーに癒される至福の時間
サンセットシャンパンと伊良部ブルーに癒される宮古島ステイ
去年の夏、伊良部島に初めて泊まったときのことを今でもよく覚えてる。チェックインして部屋のテラスに出た瞬間、目の前に広がる伊良部ブルーの海にしばらく言葉が出なかった。「こんなに青い海、本当にあるんだ」って。
伊良部大橋を渡るだけで行ける島なのに、宮古島本島とはまた違う、静かで落ち着いた時間が流れてる。そんな伊良部島に誕生した「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」は、マリオット系列の最高級ブランド。でもラグジュアリーって聞くとなんだか敷居が高そう…って私も最初は思ってた。
実際に泊まってみて分かったのは、確かに高級ホテルなんだけど、毎夕のシャンパンタイムや朝食の素晴らしさ、そして何よりあの海の眺めを考えたら、宮古島滞在で一度は泊まる価値があるホテルだってこと。特に、マリオット会員ならプラチナ特典で朝食無料になるから、コスパ的にもかなり良い。
この記事では、実際に宿泊して分かったイラフSUIの魅力と注意点、予約前に知っておくべきことを正直にまとめてみる。伊良部島のホテル選びで迷ってる人の参考になれば嬉しい。
イラフSUIってどんなホテル?58室だけのコンパクトラグジュアリー
イラフSUIは2018年12月に開業した、比較的新しいホテル。全58室というコンパクトさが特徴で、大型リゾートとは全く違う落ち着いた雰囲気がある。宮古島にはシギラリゾートみたいな大規模なホテルもあるけど、こちらはむしろ「大人の隠れ家」って表現がぴったり。
マリオットグループの中でも最上位に位置する「ラグジュアリーコレクション」ブランドで、日本国内では京都の「HOTEL THE MITSUI」や東京の「プリンスギャラリー紀尾井町」と同じカテゴリー。宮古諸島では唯一のラグジュアリーコレクションホテルになる。
場所は伊良部島の南側、サンゴ礁のビーチに面した海岸線。宮古空港から伊良部大橋を渡って車で約20分、下地島空港からだと約10分という立地。私が初めて行ったときは、橋を渡りながら見える海の色にテンション上がりすぎて、同乗者に「写真撮ってー!」って何度も叫んでしまった。
駐車場は49台分あって無料。レンタカーでの移動が基本になる伊良部島観光では、この無料駐車場はありがたい。送迎サービスもあるから、空港からタクシーを使わずに済むのも助かる。
ホテルの外観は白を基調としたシンプルなデザイン。派手さはないけど、青い空と海に映える清潔感のある建物。エントランスに入ると、正面に広がる海の景色に圧倒される。このファーストインプレッションが本当に素晴らしくて、チェックイン前からもう「来てよかった」って思えるホテルなんだよね。
部屋から見える伊良部ブルーが最高すぎる|客室タイプと選び方
イラフSUIの客室は全部で8タイプ。一番スタンダードな「オーシャンビュールーム」から、プライベートプール付きの「ミヤコガーデンスイート」まで、予算と目的に合わせて選べる。
私が泊まったのは「アッパーオーシャンビュールーム」という上層階の部屋。45㎡の広さで、セミダブルベッドが2台。窓が大きくて、ベッドに寝転がったまま海が見えるのが最高だった。朝起きて、カーテンを開けた瞬間の青い海。あの景色だけで「また来たい」って思える。
部屋のデザインは白を基調としていて、アクセントに宮古ブルーのクッションやカーテンが使われてる。伊良部島の白い砂浜をイメージしたインテリアだそうで、確かに南国リゾートらしいんだけど派手すぎない。大人が落ち着いて過ごせる雰囲気になってる。
バスルームも広くて、バスタブからも海が見える設計。正直、最初は「ベッドとお風呂の間に仕切りがないの?」って戸惑ったけど、2人で泊まるなら全然問題ない。むしろお風呂に浸かりながら海を眺められるのは贅沢すぎる体験だった。
テラスも全室に付いてて、ここで朝のコーヒーを飲む時間がたまらなく好きだった。朝日が昇る時間帯の海はキラキラしてて、「今日も良い一日になりそう」って自然に思える。
マリオット会員の場合、ポイント予約や通常予約でも空室状況によってアップグレードされることがある。私の知り合いはガーデンビューで予約したのにオーシャンフロントにアップグレードされたって喜んでた。連泊や平日の方がアップグレード率が高いらしい。
プライベートプール付きの部屋もあって、これは家族連れやカップルに人気。ホテルのメインプールは比較的コンパクトだから、子どもが思いっきりプールで遊びたいなら、プール付き客室を選ぶのがおすすめ。値段は張るけど、部屋から一歩も出ずに海とプールを満喫できるのは確かに魅力的。

サンセットディライトでシャンパン飲み放題|これだけでも泊まる価値あり
イラフSUIで絶対に外せないのが、毎夕開催される「サンセットディライト」。これは宿泊者全員が無料で参加できるシャンパンタイム。夕方17時から18時半頃(季節によって時間は変動)の1時間、海に沈む夕日を眺めながらシャンパンを楽しめる。
ヴーヴ・クリコが飲み放題。これ、本当にすごい。高級シャンパンをグラスに注いでもらって、サンセットを見ながらのんびり飲む時間は、まさに至福のひととき。スタッフさんがグラスが空きそうになると察してくれて、座ったまま次のグラスが用意される。このサービスがまた素晴らしい。
お酒が飲めない人にはノンアルコールのドリンクも用意されてる。私の友人はお酒がダメなんだけど、マンゴージュースとかパッションフルーツジュースを楽しんでた。おつまみはミミガージャーキーとゴーヤチップスの2種類。これもおかわり自由で、沖縄らしい味が楽しめる。
会場はロビーラウンジ。三方がガラス張りになってて、どの席からも海が見える。夕日が水平線に沈んでいく様子を、シャンパン片手に眺める。この時間のために伊良部島に来てもいいくらい。
初めて参加したとき、周りを見渡すと皆さん思い思いの時間を過ごしてた。カップルで寄り添ってる人、一人で静かに海を見つめてる人、友達同士でおしゃべりしてる人。それぞれが自分のペースで楽しんでる雰囲気が心地よかった。
この時間帯、伊良部島の海は本当に美しい。オレンジ色に染まる空と海、徐々に暗くなっていく景色。一日の終わりをこんな風に過ごせるなんて、贅沢すぎる。
ちなみに、シャンパンディライトの後にそのままディナーの予約を入れることもできる。でも私は、シャンパンでほろ酔いになった後は部屋でゆっくりしたくて、軽めのルームサービスを頼んだ。ホテルのレストランは素晴らしいんだけど、値段もそれなりにする。予算と相談しながら決めるといい。
レストラン「TIN'IN」の朝食が素晴らしすぎる件|プラチナなら2名分無料
イラフSUIの朝食は、正直期待以上だった。レストラン「TIN'IN(てぃんいん)」は2階にあって、三方がガラス張りの開放的な空間。宮古言葉で「TIN」が空、「IN」が海を意味するそうで、まさに空と海に囲まれたレストラン。
朝食は和食と洋食から選べるスタイル。メインディッシュを一品選んで、前菜やサラダ、フルーツはビュッフェ形式。2泊したから両方試したけど、どっちも美味しかった。
洋食で人気なのがエッグベネディクト。ポーチドエッグの半熟具合が絶妙で、オランデーズソースも濃厚。これに前菜のサーモンや生ハム、新鮮な野菜を添えて。フルーツも甘くて、特にマンゴーとパッションフルーツが最高だった。
和食は白米かお粥を選べて、焼き魚や卵料理、島豆腐が付いてくる。沖縄の食材を使った郷土料理も並んでて、もずくや海ぶどうも食べられる。ご飯のお供が充実してて、ついつい食べすぎてしまう。
ビュッフェコーナーは種類こそ多くないけど、どれも質が高い。小皿に少しずつ盛り付けられてるから、いろんな味を楽しめる工夫がされてる。大型ホテルみたいに「なんでもあります」って感じじゃないけど、むしろ厳選された美味しいものだけが並んでる印象。
レストランの窓から見える海がまた素晴らしい。朝の海は静かで、キラキラ光ってて。朝食を食べながらあの景色を見てると、「今日も良い一日になる」って自然に思える。テラス席もあって、天気が良ければ外で食べることもできる。風が心地よくて気持ちいい。
値段は1人5,060円(税サ込)。正直、決して安くはない。でもマリオットのプラチナエリート会員以上なら、この朝食が2名分無料になる。これは本当にお得。朝食だけで1万円以上の価値があるから、プラチナ会員なら絶対に朝食を選ぶべき。
ウェルカムギフトで朝食かポイントかローカルアメニティを選べるんだけど、迷わず朝食。ポイントは1,000ptだから、朝食の価値には全然及ばない。この朝食を食べるためにイラフSUIに泊まる価値があるって断言できる。
伊良部島のホテルで一番困るのは周辺の飲食店の少なさ|夕食問題をどう解決する?
イラフSUIの唯一にして最大の難点が、周辺に飲食店がほとんどないこと。これは伊良部島全体の問題でもあるんだけど、特にホテル周辺は本当に何もない。
ホテルから一番近いコンビニはファミリーマートで車で約8分。17END方面に行く途中にあるから、チェックイン前に立ち寄って飲み物やおつまみを買っておくのがおすすめ。部屋の冷蔵庫にドリンクは入ってるけど(プラチナ以上なら無料・お代わり自由)、種類が限られてるから、好きな飲み物があるなら買っておいた方がいい。
夕食をどうするか、これが一番悩むところ。選択肢は大きく3つ。
1つ目は、ホテルのレストラン「TIN'IN」でディナー。コース料理が中心で、価格は1人2万円~3万円くらい。琉球技法を取り入れたフランス料理で、確かに美味しい。田坂シェフの料理は繊細で美しくて、一品ごとに感動する。海を見ながらの食事は特別な時間になる。
でも正直、毎晩これは予算的にきつい。記念日とか特別な日に一度食べるならいいけど、連泊するなら別の選択肢も考えたい。プラチナ会員なら20%割引が効くから、それでも少しは楽になるけど。
2つ目は、島内のレストランに行く。伊良部島にも何軒か良いお店はある。「伊良部そば かめ」は地元で人気の沖縄そば屋。出汁が効いてて美味しい。「おーばんまい食堂」は伊良部島漁業協同組合が運営してて、新鮮な魚介が食べられる。「レストラン入江」はサウスアイランドホテル内にあって、地元民も通う定食屋さん。
ただし問題がある。ホテルから車で10分~15分くらい離れてるから、お酒を飲むならタクシーか代行が必要。伊良部島は小さい島だからタクシーの台数も限られてて、呼んでもすぐには来ないこともある。事前予約した方が確実。
それに人気店は予約必須。特に繁忙期は観光客で混むから、当日ふらっと行っても入れないことが多い。私が行った時期は冬だったから比較的空いてたけど、夏休みとかGWは事前に電話しておいた方が安心。
3つ目は、ルームサービス。ホテルのレストランほど高くなくて、部屋でゆっくり食べられる。ハンバーガーやパスタ、サンドイッチなんかがある。種類は限られてるけど、シャンパンディライトでお酒を飲んだ後に軽く食べるには十分。
私が実際にやったのは、1泊目はホテルのレストランで贅沢ディナー、2泊目はルームサービスで軽め、みたいな使い分け。あと、宮古島本島に戻る日の夕食を伊良部島で済ませるパターンも多かった。平良市街に行けば選択肢が一気に増えるから。

正直、伊良部島のホテルを選ぶときは、この食事問題をどう解決するか考えておいた方がいい。イラフSUIは素晴らしいホテルだけど、気軽に外食できる立地じゃないってことは知っておくべき。
でも逆に言えば、ホテルでゆっくり過ごすスタイルなら最高の環境。朝食とシャンパンディライトだけでもう十分満足できるし、夕食は軽めのルームサービスで済ませて、部屋やプールでのんびりする。そういう過ごし方なら、むしろ外に出る必要がないくらい。
マリオットプラチナ特典がすごすぎる|朝食無料に冷蔵庫飲み放題
イラフSUIはマリオット系列だから、マリオットボンヴォイの会員特典が使える。特にプラチナエリート以上の特典がかなり豪華で、これを使わない手はない。
まず、朝食2名分が無料。さっきも書いたけど、これだけで1万円以上の価値がある。連泊すればその分さらにお得。2泊なら2万円、3泊なら3万円分が浮く計算。これは本当に大きい。
次に、部屋のアップグレード。空室状況によるけど、スタンダードな部屋で予約してもジュニアスイートやスイートにアップグレードされることがある。私の周りでも何人かアップグレードされてて、プール付きの部屋になった人もいた。連泊や平日の方が確率が高いらしい。
レイトチェックアウトは最大16時まで。通常12時チェックアウトだから、4時間も延長できる。これがめちゃくちゃ便利。午前中にもう一度プールに入ったり、部屋でゆっくり過ごしたり。チェックアウトを気にせず最後までホテルを満喫できる。
ウェルカムギフトは、1,000ポイント、朝食、ローカルアメニティから選べる。私は断然朝食を選ぶ。ポイントは1,000ptだけだし、アメニティは好みが分かれる。朝食なら確実にお得。
冷蔵庫のドリンクが無料でお代わり自由。これもプラチナ以上の特典。ミネラルウォーターやジュース、ビールなんかが入ってる。飲んだ分は補充してもらえるから、遠慮なく飲める。コンビニまで買いに行く手間が省けて助かる。
レストラン「TIN'IN」での飲食が20%オフ。ディナーが高いって書いたけど、この割引があると少し気が楽になる。2万円のコースなら1万6千円になるから、4千円の差は大きい。
ボーナスポイントは通常の50%増し。宿泊でもらえるポイントが1.5倍になる。イラフSUIは高価格帯のホテルだから、もらえるポイントも多い。このポイントを貯めて次回の宿泊に使える。
プラチナエリートになるにはマリオット系列のホテルに年間50泊必要。でも「プラチナチャレンジ」を使えば、3ヶ月で16泊してプラチナになれる。マリオットアメックスカードを持ってればゴールドエリートから始められるから、さらにハードルが下がる。
正直、イラフSUIに泊まるならプラチナエリート以上になってから行くのが一番お得。朝食無料だけで年会費の元が取れちゃう。マリオット系列のホテルをよく使う人なら、絶対にプラチナを目指すべき。
インフィニティプールで伊良部ブルーと一体化|大人のためのプール時間
イラフSUIのインフィニティプールは、ホテルの象徴的な存在。プールの端が海と繋がってるように見える設計で、泳ぎながら水平線を眺められる。これが本当に気持ちいい。
プール自体はそこまで大きくない。子どもがバシャバシャ遊び回るようなファミリープールって感じじゃなくて、大人が静かに泳ぐ雰囲気。実際、利用してる人も少なくて、プライベートプールかと思うくらい貸し切り状態のこともあった。
水深は120cmくらい。泳げる人なら問題ない深さだけど、小さい子どもには少し深いかも。ジャグジーも併設されてて、泳ぎ疲れたらここでのんびりできる。温かいお湯に浸かりながら海を見る時間も最高。
プールサイドにはデッキチェアがたくさん並んでて、タオルも自由に使える。日焼けしたくない人のために、パラソル付きのチェアもある。ここに寝転がって読書したり、昼寝したり。時間を忘れてのんびり過ごせる。
営業時間は朝7時から夜10時まで。朝イチのプールは人が少なくて穴場。朝日を浴びながら泳ぐのは気持ちいい。夕方は夕日を見ながら泳げる。どの時間帯も違う魅力がある。
ただし、天気に左右されるのがプールの難点。私が行ったときは冬で、曇りの日が多かった。それでも海は美しかったけど、やっぱり晴れてる日の方が断然綺麗。夏場に晴れた日なら、あの青さは格別だと思う。
家族連れでプールをがっつり楽しみたいなら、プライベートプール付きの客室を予約する方がいい。メインプールは大人が静かに過ごす空間って感じだから、子どもが思いっきり遊ぶには向いてない。部屋にプールがあれば、周りを気にせず好きなだけ遊べる。
夜のプールもまた違った雰囲気。ライトアップされて幻想的な空間になる。星空を見ながら泳ぐのは、昼間とは別の特別な時間。ただし夜は少し肌寒いから、冬場はあまりおすすめしない。

伊良部島観光の拠点として|17ENDと渡口の浜へのアクセス
イラフSUIは伊良部島観光の拠点としても優秀。島内の主要スポットにアクセスしやすい立地になってる。
一番近い観光スポットは「17END(ワンセブンエンド)」。下地島空港の滑走路の先端にある、絶景ビーチ。ホテルから車で約10分。ここの海の色は本当にすごい。エメラルドグリーンとコバルトブルーが混ざり合った、言葉にできない美しさ。
17ENDは干潮時がベスト。潮が引くと浅瀬が広がって、海の色がさらに鮮やかになる。膝くらいの深さで何十メートルも歩けて、透明度抜群の海を間近で見られる。ただし、駐車場が少ないから朝早めに行くのがおすすめ。昼過ぎは満車で入れないことも多い。
「渡口の浜」はホテルから車で約5分。伊良部島で一番有名なビーチで、白い砂浜が約800m続く。遠浅で波も穏やかだから、海水浴に最適。シュノーケリングもできて、魚もたくさん見られる。
ビーチ沿いにはカフェもある。「BOTTA(ボッタ)」とか「渡口の浜 レストハウス」で休憩できる。泳いだ後にスムージーを飲みながら海を眺める時間は最高。
「中の島ビーチ」も人気のシュノーケリングスポット。ホテルから車で約15分。ここは透明度が高くて、カラフルな魚やサンゴが見られる。シュノーケル初心者にもおすすめ。
「佐和田の浜」は夕日スポットとして有名。ホテルから車で約10分。大きな岩が点在する独特の景色で、夕暮れ時は特に美しい。シャンパンディライトもいいけど、ビーチで見る夕日もまた格別。
伊良部大橋を渡れば宮古島本島。平良市街まで車で約20分。買い物や飲食店が充実してるから、連泊するなら一度は市街地に出るのもあり。イオンもあるから、お土産もここで買える。
宮古島本島の主要ビーチにもアクセス良好。「砂山ビーチ」や「与那覇前浜ビーチ」まで車で30分前後。「東平安名崎」も40分くらい。宮古島全体を回るなら、伊良部島を拠点にしても十分。
レンタカーは必須。公共交通機関がほとんどないから、車がないと移動が大変。ホテルでレンタカーの手配もできるし、空港で借りてそのままホテルに向かうのが一般的。
観光の注意点としては、伊良部島は小さい島だから、島内の移動時間は短い。でも宮古島本島まで足を伸ばすなら、橋の渋滞に注意。特に朝夕の通勤時間帯と、観光シーズンの昼間は混む。余裕を持ったスケジュールがおすすめ。
スタッフのホスピタリティは一流|でも人によって差がある問題
イラフSUIのスタッフは基本的に素晴らしい。チェックインから滞在中、チェックアウトまで、丁寧で心のこもったサービスを受けられる。ラグジュアリーホテルとしての教育がしっかりしてる印象。
特にベテランスタッフの対応は見事。質問したことに対して、詳しく分かりやすく教えてくれる。「聞いてよかった」って思える説明。ビーチの駐車場情報とか、おすすめのランチスポットとか、現地のリアルな情報を教えてくれる。
レストランのスタッフも素晴らしい。料理の説明が丁寧で、ワインの提案も的確。ペアリングを聞いたら、予算も考慮して最適なものを選んでくれた。グラスが空きそうになると察して声をかけてくれるタイミングも絶妙。
シャンパンディライトの時も、スタッフさんの気配りが光る。グラスが空いたらすぐに注ぎに来てくれるし、おつまみの追加も頼む前に持ってきてくれる。でも必要以上に話しかけてこないから、プライベートな時間を邪魔されない。この距離感が心地いい。
ただし正直に言うと、スタッフによって対応に差がある。ベテランの方は完璧なんだけど、新しい方だとたまに「あれ?」って思うことも。
例えば、ビーチの情報を聞いたときに、違うビーチの説明をされたことがあった。「17ENDの駐車場は?」って聞いたのに、渡口の浜の話をされて混乱した。訂正したらすぐに正しい情報をくれたけど、最初からちゃんと聞いててほしかったかな。
ランドリーサービスの説明も分かりにくかった。無料と有料があるって言うから「どう違うの?」って聞いたら、説明に時間がかかって結局よく分からなかった。後で別のスタッフに聞き直したらすぐに理解できたから、やっぱり人による。
チェックインも時間がかかる。丁寧に説明してくれるのはありがたいんだけど、30分くらいかかることもある。疲れてるときは正直早く部屋に入りたい。
でもこれは開業してまだ数年のホテルだから、スタッフの経験にばらつきがあるのは仕方ない部分もある。ベテランスタッフが育成してる途中なんだと思う。実際、滞在全体を通して見れば、不快な思いをしたことは一度もない。
むしろ印象に残ったのは、スタッフの笑顔と温かさ。機械的なサービスじゃなくて、本当に「おもてなし」って感じる対応。名前を覚えてくれて、「○○様、おはようございます」って声をかけてくれるのも嬉しい。
子連れの対応も丁寧。ベビーベッドやお子様用のアメニティ、パジャマなんかも用意してくれる。家族で泊まったときも、子どもに優しく接してくれて安心して過ごせた。
ラグジュアリーホテルって敷居が高いイメージがあったけど、イラフSUIのスタッフは親しみやすい。フレンドリーすぎず、でも冷たくもない。絶妙なバランスのホスピタリティ。
実際の宿泊費用と予約のコツ|高いけど納得の価値
イラフSUIの宿泊費は、正直言って安くはない。一番スタンダードな「オーシャンビュールーム」でも、1泊2~3万円から。繁忙期だと5万円以上することもある。2名で泊まれば1泊10万円超えも珍しくない。
でも、朝食とシャンパンディライト、あの海の景色を考えたら納得の価値がある。特にマリオット会員なら、朝食無料だけで1万円分の価値があるから、実質的な負担は減る。
予約は公式サイトが基本。マリオットボンヴォイの会員特典を受けるには、必ず公式サイトか公式アプリから予約する必要がある。じゃらんや一休で予約すると、エリート特典が付かないから注意。
ポイント宿泊も賢い選択肢。スタンダードルームなら79,000~110,500ポイントで泊まれる。時期によって変動するけど、キャッシュで払うより断然お得。私もポイント宿泊を活用してる。
マリオットアメックスカードを持ってると、継続特典で毎年1泊無料宿泊がもらえる。このポイントでイラフSUIに泊まるのもあり。年会費は高いけど、イラフSUIクラスのホテルに無料で泊まれるなら元が取れる。
予約のタイミングも重要。早期予約割引があることもあるし、逆に直前でも空室があれば安くなることがある。ただし繁忙期はすぐに埋まるから、夏休みやGW、年末年始は早めの予約が必須。
連泊割引もある。2泊以上すると少し安くなることがあるから、予算に余裕があるなら連泊がおすすめ。1泊だとチェックインチェックアウトで慌ただしいけど、2泊すればゆっくり過ごせる。
平日の方が安い。週末や祝日は高くなるから、スケジュール調整できるなら平日を狙う。アップグレードの確率も上がるし、プールやレストランも空いてる。
オフシーズンを狙うのも手。冬場(12月~2月)は比較的安くて、天気は不安定だけど、それでも海は十分美しい。台風の心配もないし、観光客も少なくて快適。
食事代は別途かかる。朝食が無料でも、夕食は自腹。レストランで食べれば2万円~3万円、ルームサービスなら5千円~1万円くらい。予算を考えて計画する必要がある。
総額で考えると、1泊2名で10万円前後が相場。朝食込み、夕食別で。これが高いか安いかは人それぞれだけど、伊良部島のラグジュアリーホテルとしては適正価格だと思う。
イラフSUIに向いてる人、向いてない人|正直なところ
いろいろ書いてきたけど、最後にイラフSUIがどんな人に向いてるか、正直にまとめてみる。
向いてる人
まず、静かに大人の時間を過ごしたい人。カップルや夫婦での滞在に最適。部屋やプールでのんびりして、シャンパン飲んで、美味しい朝食食べて。そういうゆったりした旅が好きな人なら間違いなく満足できる。
マリオット会員、特にプラチナエリート以上の人。特典をフル活用すれば、コスパが一気に上がる。朝食無料だけで1万円分だし、アップグレードされれば何万円分もお得。会員特典を活かせる人には最高のホテル。
海が好きな人。伊良部ブルーの海を眺めながら過ごす時間は、海好きにはたまらない。部屋からもプールからもレストランからも、どこからでも海が見える。この景色だけで満足できる。
記念日や特別な旅行。誕生日や結婚記念日、ハネムーンなんかに泊まるホテルとしては最高。高級感があって、サービスも素晴らしくて、思い出に残る滞在になる。
向いてない人
活動的な旅行をしたい人。朝から晩まで観光に出かけて、ホテルは寝るだけって人には向かない。イラフSUIはホテルステイを楽しむ場所。せっかく泊まるなら、ホテルでゆっくり過ごす時間を作りたい。
予算を抑えたい人。素晴らしいホテルだけど、決して安くはない。宮古島には他にもっと安いホテルがたくさんある。コスパ重視なら、別の選択肢を探した方がいい。
子連れで賑やかに過ごしたい家族。プール付きの部屋なら子連れでも楽しめるけど、メインプールは小さいし、周辺にアクティビティ施設もない。子どもが飽きずに遊べる大型リゾートの方が向いてる。
気軽に外食したい人。周辺に飲食店がほとんどないから、毎日違うレストランで食べたいって人には不便。ホテルのレストランは高いし、島内の店は選択肢が限られる。
賑やかな雰囲気が好きな人。58室しかないコンパクトホテルだから、大型リゾートみたいな賑わいはない。ロビーもレストランも静か。この静けさが心地いい人と、物足りない人に分かれる。
まとめ|伊良部ブルーに癒される至福の時間
イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古は、伊良部島で最高級のホテル。58室だけのコンパクトさ、三方から海が見えるレストラン、毎夕のシャンパンタイム、そして何より目の前に広がる伊良部ブルーの海。
確かに宿泊費は高いし、周辺に飲食店が少ないという不便さもある。でもそれを補って余りある価値がある。マリオット会員ならプラチナ特典で朝食無料になるし、冷蔵庫のドリンクも飲み放題。アップグレードやレイトチェックアウトも期待できる。
一番心に残ってるのは、部屋のテラスで朝のコーヒーを飲みながら海を眺めた時間。キラキラ光る海、聞こえてくる波の音、優しい風。あの時間があるから、また伊良部島に行きたいって思える。
シャンパンディライトで夕日を見ながらヴーヴ・クリコを飲んだ時間も忘れられない。オレンジ色に染まる空と海、ゆっくり沈んでいく太陽。一日の終わりをこんな風に過ごせる贅沢。
朝食のエッグベネディクトも美味しかったし、プールで泳ぎながら水平線を眺めた時間も最高だった。スタッフの笑顔に癒されたし、静かなホテルでゆっくり過ごせた。
宮古島には何度も行ってるけど、伊良部島のイラフSUIは特別な場所。ここに泊まるために宮古島に行きたいって思えるホテル。値段は高いけど、それだけの価値がある。
次に宮古島に行くときも、絶対にまた泊まりたい。今度は晴れてる日にプールで泳いで、レストランでディナーも食べて。連泊してゆっくり過ごしたい。
伊良部島のホテル選びで迷ってるなら、一度はイラフSUIに泊まってほしい。特別な旅行、記念日、自分へのご褒美。そんなときに選ぶホテルとして、間違いなくおすすめできる。
伊良部ブルーの海に癒されて、シャンパンを飲んで、美味しい朝食を食べて。至福の時間が過ごせるホテル。それがイラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古。
あの景色をまた見たい。あの時間をもう一度過ごしたい。そう思わせてくれるホテルに、あなたもきっと出会えるはず。

