生活

夜の伊良部島

虫の声と波の音しかない静けさと下地島空港の飛行機音のギャップホテルのテラスに出たのは夜8時過ぎで、外は想像以上に暗くて最初は少し戸惑ったけど、目が慣れてくると暗闇の中に広がる静けさが心地よく感じられてきた。耳を澄ますと聞こえてくるのは虫の声と波の音だけで、車の音も人の声もテレビの音も何も聞こえない。都会で暮らしている私にとって、これほどまでの静けさを体験した...
生活

伊良部島・下地島の生態系と植物|マングローブから熱帯魚まで、島の生き物たち

初めて国仲入江を通りかかった時、橋の上から見下ろした景色に驚きました。エメラルドグリーンの水路に、緑のマングローブがびっしり生えている。「え、こんな場所があるの?」って。沖縄のマングローブって、川の河口にあるイメージだったけど、ここは島と島の間の水路。それなのに、立派なマングローブ林が広がってる。そして、中の島ビーチでシュノーケリングをした時、海の中の世界に...
観光

牧山展望台の風が強すぎる|帽子が飛ばされそうになった日と、絶景の見返り

展望台で帽子が飛ばされそうになった日展望台に登った瞬間、横からの風で帽子が浮いた。マジで飛びそうになって、慌てて手で押さえた。風速、何メートルだこれ。立ってるだけでよろける。髪の毛はぐちゃぐちゃ。「うわ、風強っ」同行してた友人も、帽子を片手で押さえながら叫んでる。こういうとき、ツバ付きキャップって不利だなって実感する。風を受けやすいから、簡単に飛ばされる。牧...
グルメ

伊良部島「ナガサキ屋」

黒糖カステラが絶品すぎて島でしか買えない理由初めてナガサキ屋の黒糖カステラを食べたのは、伊良部島のホテル「ヴィラブリゾート」のロビーだった。チェックインの時、ロビーでサービスのお菓子として出てきた一切れを口に入れた瞬間、「え、これ何?めちゃくちゃ美味しいんですけど」って思った。しっとり、濃厚、でも甘すぎない。さとうきびの風味がふわっと広がって、長崎のカステラ...
生活

下地島の歴史|隆起サンゴ礁の島に刻まれた500年の記憶

下地島空港に降り立った時、真っ先に目に飛び込んでくるのは、どこまでも広がる青い海と平らな地形でした。伊良部島のすぐ西隣にあるこの島は、面積約9.5km²、驚くほど平坦で、「これ、本当に自然の島なの?」って思うくらい特徴的な地形をしています。でも実は、この平らな島の地下には、何千年もかけて形成された隆起サンゴ礁の歴史が眠っているんです。そして地上には、500年...
【ホテル】利便性とコスパのバランス

ホテルサウスアイランド

伊良部島で1階にスーパーがある圧倒的利便性のホテルチェックイン後、部屋に荷物を置いてすぐに思った。「あ、飲み物買わなきゃ」。階段を降りる。3階から2階へ。さらに1階へ。そして、目の前にスーパー。「まるきスーパー」。ホテルの1階。本当に、ホテルの1階にスーパーがある。ドアを開けると、普通のスーパー。食材も、お酒も、お菓子も、日用品も、全部ある。「島内唯一の大型...
観光

ヌドクビアブで「入り口どこ?」って迷った日

見つけた瞬間の空気がヤバかったサトウキビ畑の真ん中で、完全に迷った。Googleマップは「目的地周辺です」って言うんだけど、周りはサトウキビと砂利道しかない。え、どこ?って何度もスマホを見直したけど、それらしいものが全く見つからない。で、あきらめかけた時、道の脇にポツンと小さい看板を見つけた。「史跡・ヌドクビアブ」って書いてある。これか。でも、その先には森み...

長浜地先の無名ビーチ(伊良部大橋下ビーチ)

橋の真下から見上げる圧巻の絶景伊良部大橋を渡り終えてすぐ右に曲がったところに、小さな看板が立っていた。何となく気になって細い道を進んでいくと、両脇にさとうきび畑が広がっていて「本当にこの先にビーチがあるのかな」って不安になってくる。でも地図にも載っていない場所だからこそ行ってみたいって思って、そのまま進み続けた。1~2分走ったところで突然視界が開けて、目の前...
観光

フナウサギバナタで「鳥どこ?」って言った日

いなくなったけど景色がヤバいガイドブックの写真を見た瞬間、「これ行きたい!」って思った。巨大なサシバ(鳥)の像が、空に向かって翼を広げてる。その背中に階段があって、お腹の中が展望台になってる。めちゃくちゃカッコいい。絶対行こう。で、期待に胸を膨らませながら、フナウサギバナタに到着した。駐車場に車を停めて、ワクワクしながら展望台に向かったんだけど。「…あれ?」...
生活

ファミリーマート宮古伊良部店|伊良部島唯一のコンビニ活用術

コンビニがあって良かった伊良部島に到着して最初に気になったのがコンビニの場所で、スマホで検索してみたら「ファミリーマート宮古伊良部店」って1軒だけ出てきて「え、1軒だけ?」って驚いた瞬間から、このコンビニの重要性を実感し始めていた。都会では徒歩5分圏内に3軒も4軒もコンビニがあるのが当たり前だけど、伊良部島と下地島を合わせても1軒しかないっていう事実が、島の...