伊良部島のグルメについて「どこがおすすめ?」と聞くと、まず名前が出るのが「かめ」だ。島に住んでいる人も、何度も来ている観光客も、同じように口をそろえる。それだけ名前が浸透しているし、実際に食べてみると評判が嘘じゃないことがわかる。
外観は古民家そのままで、初めて来ると食堂なのか民家なのかわからないくらいひっそりしている。でも駐車スペースには車が止まっていて、開店前から人が並んでいる。「11時開店なのに10時45分から待っている人がいる」という光景を見て、期待値が上がった。
スープを一口飲んだ瞬間に「あ、これは違う」と思った。澄んでいるのに深みがある。なまり節(カツオを茹でて燻した加工品)を使った出汁は、どこかで飲んだことがあるようで、ここでしか飲めないような味だ。麺はもちもちしていて、つるつると喉を通る。観光の合間に食べる一杯として、こんなに記憶に残るそばを食べたのは久しぶりだった。
古民家で味わう自家製麺とカツオ出汁の沖縄そば
この記事では、伊良部そば かめで実際に食べた体験をもとに、メニューの内容・行列の仕組み・行き方・注意点を全部まとめた。かめそばと伊良部そばの違い、自家製麺とスープのこだわり、サイドメニューの話も含めて書いている。
伊良部島を旅する中でグルメを外したくないと思っている人に、参考になれば嬉しい。那覇の観光地にある「整えられた沖縄そば」ではなく、離島の食堂ならではの素朴さと職人的なこだわりが同居している一杯だ。
伊良部そば かめはかめ子おばあさんの家を改装した古民家
かめ子おばあさんが暮らしていた家
店名の「かめ」には、いくつかの由来が語られている。ひとつは、昔この土地に「かめ子おばあさん」が暮らしていたという話。もうひとつは、店舗の改装工事中に亀が迷い込んできた出来事を縁起と感じて「かめ」と名付けた、というエピソードだ。どちらの話が正確かはわからないが、店名と店の雰囲気がよく合っているのは確かだ。
建物は古い民家をほぼそのまま使っていて、入り口から中に入ると「知り合いのおばあさんの家に上がり込んだ」感覚がする。観光地化された飲食店では絶対に出てこない雰囲気だ。
古民家ならではの温かい雰囲気
店内は広くない。座れる席数が限られているので、混んでいる時は外で待つことになる。「外で待つことになる」と知っておくだけで、気持ちがだいぶ楽になる。
座敷席とテーブル席の両方がある。靴を脱いで上がる座敷は、「沖縄のおうちご飯を食べている感覚」になれる場所だ。窓からは庭が見える。蝉の声が聞こえる昼時に、静かにそばを待っている時間が、食事の一部になっている感じがした。
営業時間と定休日
営業時間は11:00〜16:00(ラストオーダー15:30)。売り切れになると早めに終了することもある。夕方17時や18時まで開いているイメージで行くと、閉まっている可能性があるので注意してほしい。
定休日は不定休で、SNSや電話で事前に確認するのが確実だ。特に繁忙期以外は、急に休みになることもある。せっかく伊良部島まで来て「今日は休みだった」とならないよう、訪問前日に電話(0980-78-5477)で確認する習慣をつけておくといい。
場所とアクセス
住所は沖縄県宮古島市伊良部字長浜251。伊良部大橋を渡って伊良部島に入った後、島の中心部の方向に向かって進む。Googleマップで「伊良部そばかめ」と検索すれば出てくるが、細い道沿いにあるので通り過ぎないように注意が必要だ。駐車場は店の向かい側に数台分のスペースがある。混雑時は満車になっているが、近くの路肩に止めている車を目印にすると見つけやすい。
かめそばは三枚肉・軟骨ソーキ・ゆし豆腐の豪華な一杯

人気No.1のかめそば
メニューの中で最も注文数が多いのが「かめそば」だ。三枚肉、軟骨ソーキ、ゆし豆腐の3種類のトッピングが全部入った看板メニューだ。他のメニューと比べると少し値が張るが、食べた後に「これでよかった」と思う満足感がある。
麺を持ち上げると、具材の重さで箸がしなる。ゆし豆腐が崩れているのでスープと一緒に飲み込む感じになる。三枚肉は箸で切れるほど柔らかく、軟骨ソーキはとろとろだ。全部が一つの丼に入っているのに、それぞれの存在感がちゃんとある。
柔らかい三枚肉
三枚肉(豚バラの煮付け)は、時間をかけて煮込んであるため、箸を入れるだけで崩れる柔らかさだ。脂身と赤身が交互に重なっていて、口に入れると溶けるように消える。スープに脂が移って、コクが増す。
沖縄そばの三枚肉は店によって味付けが全然違う。醤油が強いところ、泡盛の風味が出ているところ、シンプルに塩のみのところ。かめの三枚肉は出汁のあっさりさに負けない程度の味付けで、でも主張しすぎない。脇役に徹しながら存在感を出している。
とろとろの軟骨ソーキ
軟骨ソーキ(軟骨つきの豚のあばら肉)は、かめそばの中で個人的に一番好きなトッピングだ。軟骨の部分まで柔らかく煮込んであって、噛むと崩れる。脂肪分が少ない分、食べ続けても胃が重くならない。
時間と手間がかかっていることだけは確かで、「これ、どうやって作ったんだろう」という柔らかさに驚く。ソーキそばとして他の店でも食べたことがあるが、かめのソーキは別格だと感じた。
手作りゆし豆腐
ゆし豆腐は、固まる前の柔らかい状態の豆腐だ。豆腐の製造過程でにがりを入れた直後の状態で提供したもの、と思ってもらえると近い。ふわふわとした食感で、スープと一体になって食べる。
かめのゆし豆腐は手作りで、毎日仕込んでいる。市販の豆腐をスープに入れたものとは食感が全然違う。崩れているようでいて、ちゃんとした豆腐の味がする。そばと一緒に食べると、たんぱくな豆腐がカツオ出汁の風味をまとって、また別の味になる。
ボリューム満点で大満足
かめそばのボリュームは、普通の食欲の人なら十分すぎるくらいある。麺の量も具材の量も丼のサイズも、食べ終わった後に「足りなかった」という気持ちにはならない。夏の伊良部島で観光を動き回った後に食べると、疲れが吹き飛ぶ感じがする。
女性の中には「ちょっと多いかな」という人もいるかもしれない。そういう場合は、伊良部そばや三枚肉そばなど、トッピングが少なめのメニューを選ぶ方がちょうどいい量になることもある。
伊良部そばはなまり節と骨つき肉が特徴
なまり節を使った伊良部そば
「伊良部そば」は、かめそばとは別のメニューだ。なまり節(カツオを一度茹でて燻した加工品)と骨つき肉がトッピングされている。かめそばが豪華な三種盛りだとすれば、伊良部そばはより素朴でシンプルな一杯だ。
なまり節は、伊良部島の食文化に根付いた食材だ。宮古諸島では昔からカツオを重要な食材として利用してきた歴史があって、なまり節もその一つだ。東京や大阪のスーパーではほぼ見かけない食材なので、初めて食べる人も多い。
かめそばとの違い
かめそばと伊良部そばの大きな違いは、トッピングの組み合わせだ。かめそばは三枚肉・軟骨ソーキ・ゆし豆腐の三種類が入っているのに対して、伊良部そばはなまり節と骨つき肉のシンプルな構成だ。スープは同じカツオ出汁を使っている。
食べていると、なまり節が少しずつほぐれてスープに溶け込んでいく。食べ終わりの頃には、最初とはまた少し違う味になっている。「伊良部島らしい食材を食べたい」という気持ちで来るなら、伊良部そばを選ぶ価値がある。
なまり節の風味
なまり節は箸でほぐしながら食べる。ほぐれた身がスープに混ざって、カツオの香りが立つ。生のカツオとも削り節とも違う、独特のもっちりした食感がある。カツオが好きな人なら、伊良部そばの方が刺さるかもしれない。
なまり節は地元のスーパーや土産物店でも売っているが、そのまま食べる機会はなかなかない。かめで食べるのが一番手軽な初体験になる。
自家製麺はもちもちでツルツル
手打ちの自家製麺
かめの麺は自家製だ。毎日仕込んで作っている。沖縄そばの麺は一般的に太めでストレートか緩やかなウェーブがかかっているが、かめの麺はもちもちした噛みごたえと、つるつると喉を通る滑らかさを両立している。
自家製麺の良さは、出来立てのフレッシュさだ。スープとの絡み方も良く、箸で持ち上げた時にコシがある。茹でた後に時間が経つと食感が変わるので、作り置きがきかない。それが毎日手間をかけて作っている理由のひとつだ。
他の沖縄そばとの違い
那覇や名護の有名な沖縄そば店と食べ比べると、かめの麺の独自性がわかる。製法の違いが食感に出ていて、「沖縄そばはこういうものだ」という固定観念が少し変わる。
「麺自体に味がある」という感覚がかめの麺にはある。スープの風味と合わさると相乗効果で全体のバランスが良くなる。市販や冷凍の麺と比べるのはそもそも別の話だが、食べた時の印象が明らかに違う。
スーパーでも販売している
かめで使っている自家製麺は、伊良部島内のスーパーでも販売しているという情報がある。島内に長期滞在する人や自炊しながら旅する人には、土産として買って帰る選択肢もある。ただし、入荷状況や取り扱い有無は変わることがあるので現地で確認してほしい。
「お店で食べた麺を家でも再現しようとしたが、スープが再現できないから店で食べる方が断然いい」という声も多い。麺だけ持ち帰ってもスープなしでは半分だ、ということかもしれない。
カツオ出汁のスープが絶品
カツオベースのあっさりスープ
かめのスープはカツオ出汁がベースだ。色は薄い琥珀色で、見た目はあっさりしている。飲んでみると、その見た目より深みがあることがわかる。塩気が強すぎず、カツオの香りがすっと鼻に抜ける。
「あっさりしているのにコクがある」という感想を持つ人が多い。脂っこさがないので、暑い日に食べても重くならない。飲み干してしまいたくなるスープだ。「最後の一滴まで飲んだ」という話を何度か聞いたことがある。
なまり節のこだわり
かめのスープに使うなまり節は、宮古島近海でとれたカツオを加工したものを使っている。出汁をとるための素材へのこだわりが、スープの味に直接つながっている。
一般的な沖縄そばの出汁はかつおぶしと豚骨を合わせることが多いが、かめのスープはカツオの比率が高い印象だ。豚骨の重さがなく、でもコクはある。その絶妙なバランスが「一口飲んで分かる」味の違いを生んでいる。
添加物なしの自然な味
化学調味料を使わず素材の出汁だけで仕上げているという話が、訪問した人の口コミに繰り返し出てくる。食べた後の感じが、化学調味料を使ったスープとは違う。後味がすっきりしていて、喉が渇かない。
「料理に化学調味料が入っているかどうか」を気にする人には、かめのスープはその違いが分かりやすいはずだ。そういう繊細な違いが分からない人でも、「なんか美味しい」という感覚は必ず持てると思う。
胃に優しい味
油の多い料理が続いた後にかめのスープを飲むと、胃がリセットされる感覚がある。沖縄料理は豚肉と油を使ったものが多く、観光中に食べ続けると胃に重さを感じることがある。その中で、かめのスープはむしろ胃を落ち着かせてくれる。
夏の暑さで食欲が落ちている時でも、するっと食べられる。麺と具材を全部食べきっても胃が苦しくならない。「食欲がない時でも食べられた」という声もある。
サイドメニューも充実
他のそばメニュー
かめそばと伊良部そばの他にも、三枚肉そばやソーキそばなど、トッピングを変えたメニューが複数ある。「軟骨ソーキだけが食べたい」「三枚肉だけのシンプルな一杯が好き」という人は、それぞれのメニューを選べる。
初めて来る人は迷わずかめそばか伊良部そばを選ぶのが正直なところだが、2回目以降は他のメニューを試すと新しい発見がある。何度でも来たいと思える店というのは、そういうところだと思う。
いなり寿司
いなり寿司が単品で頼める。そばと一緒に食べる人も多い。油揚げの甘じょっぱい味がカツオ出汁のスープと意外と合う。麺だけでは少し物足りない、という人にちょうどいい量感だ。
島のそば屋でいなり寿司が食べられるというのは、宮古・伊良部エリアでは珍しくない組み合わせだ。かめのいなり寿司も、手作りで丁寧に作られている印象がある。
ジューシー
ジューシーは沖縄の炊き込みご飯だ。豚肉と野菜をだしで炊いたもので、見た目は地味だが食べると素朴な旨みがある。観光客より地元の人が好む味かもしれない。
そばと一緒にジューシーを頼む人も多い。麺だけではなくご飯ものも食べたいという時に選ぶといい。量は少なめなので、そばと一緒に頼んでもちょうどいい。
マグロのにぎり寿司
近くの佐良浜港で水揚げされたマグロを使ったにぎり寿司のセットが頼める日もある。佐良浜は昔からカツオとマグロの漁が盛んな集落で、新鮮な魚が手に入りやすい場所だ。ただし、マグロのにぎりは入荷状況によって提供できない日もある。「今日は寿司ありますか?」と注文前に確認するのが確実だ。そばとの組み合わせで伊良部島の食材を一度に楽しめる。
人気店だから行列は覚悟

待ち時間は30分〜1時間
かめは伊良部島で最も知名度が高い食堂の一つで、繁忙期(夏・大型連休)は確実に並ぶ。目安は30分〜1時間だが、開店直後に満席になるような日はさらに長くなることもある。「10分で入れた」という人もいれば、「1時間半待った」という人もいる。
待ち時間を「長い」と思うか「仕方ない」と思うかは、心の準備次第だ。島での時間はゆっくり流れている。待ち時間も旅の一部だと思うと、不思議とそこまで苦にならない。
名簿に名前を書いて食券を買う
かめの待ち方のシステムは独特だ。まず店内に入って、ボードに名前を書く。次に食券機か窓口で食券を購入して、外で待つ。名前が呼ばれたら席に案内される流れだ。
初めて来た人が迷うのは「外で待っていて大丈夫なのか?」という点だ。呼ばれるまでは外にいてOKで、駐車場の車の中で待っている人もいる。ただしあまり遠くには行かない方が安全だ。
開店前に並ぶのがおすすめ
長く待ちたくない人への最善策は、開店前に到着しておくことだ。10:45〜11:00くらいに来ると、開店と同時に入れる確率が高い。観光の行程を組む時に、昼食のタイミングを少し早めに設定すると良い。
午前中に17ENDや渡口の浜を先に見て、腹が減ったタイミングでかめに寄る、という流れが組みやすい。午前中の観光を早めに切り上げて、11時を目標にかめに向かうのが現実的なスケジュールだ。
オフシーズンは比較的空いている
観光客が少ない冬(12〜2月)は、比較的スムーズに入れることが多い。待ち時間がほとんどなく、席もゆったり使える。ただし、伊良部島の冬は風が強くて海が荒れる日も多く、観光目的での訪問には注意が必要だ。
春先(3〜4月)も混雑前のタイミングで比較的空いている時期だ。桜が咲く頃の伊良部島はそれほど観光客が多くなく、かめも待たずに入れることがある。
伊良部そば かめに行く時の注意点
営業日を確認する
定休日が不定期なので、訪問前に必ず確認してほしい。電話(0980-78-5477)で確認するか、SNSで最新情報をチェックするのが確実だ。特に台風の後や年末年始は、急な休業になっている可能性がある。
「旅行の最終日に行こう」と後回しにするより、「来た初日に行く」ことをすすめる。初日に行けば、万が一休みだった場合でも翌日にリベンジできる。後半に回すほど、旅程のリスクになる。
売り切れ次第終了
営業時間は16:00までだが、麺やスープが売り切れになるとその時点で終了する。昼の1〜2時頃に完売になる日もある。午後から訪れると「本日終了」という状況に出くわす可能性がある。
確実に食べたい場合は、11時〜12時の間に行くのが一番安全だ。観光の予定を昼食に合わせて組む意識を持つと、「行ったら閉まっていた」という事態を防ぎやすい。
現金払いのみの可能性
支払いは現金のみの可能性が高い。カードやスマートフォン決済が使えるかどうかは事前に店舗に確認してほしい。伊良部島は現金しか使えない店が多いエリアなので、島内の観光全体を通じて現金を多めに持っておくことをすすめる。
宮古島市内や下地島空港の近くにATMがあるので、現金が不足したらそこで引き出せる。「カードしか持ってこなかった」という状況は事前に避けておきたい。
レンタカーが必要
かめのある場所は公共交通機関でのアクセスが実質的にできない。伊良部島・下地島全体に言えることだが、バス路線がほぼない島なので、レンタカーかレンタルバイクが必須だ。宮古島市内か下地島空港でレンタカーを借りて、伊良部大橋を渡って来るのが一般的な流れだ。
レンタカーは繁忙期に早期に埋まるので、旅行の計画を立てたら早めに予約しておくことをすすめる。特に夏の7〜8月は、直前だと空きがない状況になりやすい。
カーナビでも迷うかもしれない
Googleマップで「伊良部そばかめ」と検索すれば出てくるが、現地の細い路地に入ると迷うことがある。店舗の看板は小さいので、通り過ぎてしまう可能性もある。ナビの到着ポイント付近に来たら、速度を落として周囲をよく見ながら進むといい。
駐車場は店の向かい側に数台分あるが、混雑時は埋まっていることがある。近くの路肩に止めている車を目印にすると見つけやすい。
周辺の観光スポットと合わせて訪れる
かめで昼食を済ませた後、または午前中に行って待ち時間が出た場合に合わせて回りたい観光スポットが近くにある。伊良部島・下地島は車で一周しても1時間かからないほどコンパクトな島なので、食事と観光をセットにした半日コースが組みやすい。
伊良部大橋
渡口の浜
佐和田の浜
よくある質問と回答
かめそばと伊良部そばの違いは?
かめそばは三枚肉・軟骨ソーキ・ゆし豆腐が全部入った豪華な一杯。伊良部そばはなまり節と骨つき肉のシンプルな構成だ。スープは同じカツオ出汁を使っている。初めて行くならかめそばを、伊良部の食材を楽しみたいなら伊良部そばを選ぶといい。
子ども連れで行けますか?
問題なく行ける。座敷席があるので子どもが座りやすい。ただし、混雑時は外で待つ時間が長くなるので、小さい子どもがいる場合は開店直後を狙って来ると待ち時間を短くできる。
テイクアウトはできますか?
テイクアウトに対応している場合がある。ただし、麺とスープを持ち帰って時間が経つと食感が変わるため、できれば店内で食べることをすすめる。テイクアウトの可否は事前に電話(0980-78-5477)で確認してほしい。
一人で行っても入れますか?
問題なく一人でも入れる。座敷席はグループ向けだが、テーブル席は一人でも使いやすい。一人旅で伊良部島を回る人も多く、一人で食べている光景は珍しくない。
伊良部島に来たら必ず訪れるべき名店
伊良部そば かめは、伊良部島のグルメを代表する一軒だ。古民家の雰囲気、自家製麺のもちもちした食感、なまり節のカツオ出汁、三枚肉と軟骨ソーキとゆし豆腐。全部が揃って初めて「かめのそば」になる。どれかひとつが欠けても、この一杯にはならない。
行列があることは覚悟の上で、時間に余裕を持って訪れてほしい。開店前に並ぶか、オフシーズンを狙うか、昼前に行程を合わせるか。何かしら対策を持って来ると、スムーズに食べられる確率が上がる。観光地の有名店とは違う、島の食堂としての誠実さが、この一杯に出ている。







