伊良部大橋を正面から望む静かなビーチ
初めて親泊の浜に行ったのは午前11時で「伊良部大橋を正面から見られるビーチがあるって聞いたから行ってみよう」って思って車を走らせた。伊良部大橋を渡って右に曲がって、海岸線沿いの道を進んだけど、看板がなくて「本当にこの辺にビーチがあるのかな」って不安になった。
でも進み続けたら左側に海が見えてきて、駐車スペースらしき場所を見つけて車を停めた。他に車は1台もなくて、車を降りると目の前にビーチが広がっていて、正面には伊良部大橋がまっすぐ伸びている。めちゃくちゃ綺麗で「うわ、すごい」って思って、左側を見たら大きな岩があって、亀の形をしている。「これが亀岩か」って思った瞬間、人がいない静けさと波の音だけが聞こえる空間に包まれた。
この記事では、親泊の浜と亀岩の魅力について、実際に何度も通った経験をもとに詳しく紹介していく。伊良部大橋を正面から望む絶景、亀岩の不思議な形、静けさ、全部書いていくので、伊良部島に行く予定がある人は絶対に親泊の浜に立ち寄ってほしい。伊良部大橋を正面から見られる景色は、ここでしか体験できない最高の贅沢だ。
親泊の浜(おやどまり・うやどまり)は知る人ぞ知る穴場
親泊の浜は伊良部島の池間添エリアにある静かなビーチで、地元の人に愛されている穴場スポットだ。
読み方は「おやどまり」または「うやどまり」
親泊の浜の読み方は「おやどまりのはま」または「うやどまりのはま」で、どちらも使われている。地元の人によって呼び方が違うけど、どちらも正しい呼び方だから、好きな方で呼べばいい。
観光ガイドブックやウェブサイトを見ると、両方の表記が混在していて、最初は混乱するかもしれないけど、同じビーチのことを指している。
場所とアクセス
住所:沖縄県宮古島市伊良部(池間添エリア)
アクセス:伊良部大橋から車で約7分、宮古空港から約20分
伊良部大橋を渡って、橋を渡りきったら右に曲がる。海岸線沿いの道を7分くらい進むと、左側に海が見えてくる。駐車スペースらしき場所があるから、そこに車を停める。
宮古空港からなら約20分、下地島空港からなら約15分で着くから、アクセスは悪くない。ただし道路標識や案内板がないから、初めて行く人は少し迷うかもしれない。
看板がないから見つけにくい
このビーチには看板がなくて、道路からビーチが見えるけど、案内板や標識が一切ない。「ここがビーチなのかな」って迷いながら、駐車スペースらしき場所を見つけて車を停める。
有名なビーチだと大きな看板があって、駐車場も整備されているけど、親泊の浜にはそういうものが何もない。だからこそ観光客が少なくて、静かに過ごせる穴場になっている。
私も初めて行った時は、本当にここでいいのか不安になって、何度も行ったり来たりしてしまった。でも駐車スペースがあって、そこから海が見えたら、そこが親泊の浜だから大丈夫だ。
伊良部大橋を正面から望む絶景は唯一無二
親泊の浜の一番の魅力は、伊良部大橋を正面から望めることで、この角度から橋を見られる場所は他にない。
海越しに見る伊良部大橋がまっすぐ伸びている
親泊の浜から海越しに伊良部大橋が見えて、正面にまっすぐ伸びている全長3,540メートルの橋の姿は圧巻だ。橋を渡っている時は橋の上にいるから全体像が見えないけど、親泊の浜からは橋の全体像をしっかり見られる。
橋が海の上にまっすぐ伸びている様子は、人工美と自然美が調和した一枚の絵のようで、何時間でも眺めていられる。私も最初に見た時は、その美しさに言葉を失って、しばらくぼーっと眺めていた。
透き通る浅瀬の海が手前に広がる
手前には透き通る浅瀬の海が広がっていて、エメラルドグリーンの海は透明度が高くて海底まで見える。その向こうに橋があるから、自然と人工美が調和した景色になっている。
浅瀬だから波も穏やかで、海面が鏡のように橋を映すこともある。風のない日は特に綺麗で、海に映る橋の姿も含めて一枚の写真になる。
私も何度も写真を撮ったけど、どの角度から撮っても絵になる。プロのカメラマンじゃなくても、スマホで撮るだけで素晴らしい写真が撮れる場所だ。
刻々と変わる表情が飽きさせない
潮の干満や時間帯、雲の動きによって景色が変わるから、同じ場所でも違う表情を見せてくれる。午前中は明るい光で橋がくっきり見えて、午後は柔らかい光で優しい雰囲気になる。夕方は夕日に染まる橋が見られて、時間帯によって全く違う顔を見せる。
私も朝、昼、夕方と、それぞれの時間帯に訪れたことがあるけど、どの時間帯も素晴らしかった。特に夕方は空が赤く染まって、橋のシルエットが浮かび上がる様子が幻想的だった。
潮の満ち引きによっても景色が変わって、干潮時は浅瀬が広がって歩けるようになるし、満潮時は海面が高くなって橋との距離が近く感じられる。何度訪れても飽きない場所だと思う。
亀岩(かめいわ)は自然が作り上げた造形美
親泊の浜のすぐ横には亀岩(かめいわ)があって、自然が長い時間をかけて作り上げた彫刻のような存在だ。
亀の形をした岩が海に向かって歩いている
その名の通り亀の形をした岩で、まるで海に向かって歩く巨大な亀みたいに見える。頭、甲羅、足、全部が亀の形をしていて、自然がこんな完璧な形を作り出したことに驚かされる。
最初は「本当に亀の形に見えるのかな」って半信半疑だったけど、実際に見たら完全に亀だった。どの角度から見ても亀で、特に横から見ると、今にも動き出しそうなリアルさがある。
自然が長い時間をかけて削り出した芸術作品
この岩は自然が長い時間をかけて作り上げたもので、波や風が岩を削って、結果的に亀の形になった。人間が彫ったわけじゃなくて、自然が偶然作り出した形だから、余計に神秘的に感じる。
岩の表面を見ると、波に削られた跡がはっきり見えて、何千年、何万年という時間をかけて、少しずつこの形になっていったんだって実感できる。自然の力の凄さと、時間の流れを感じられる場所だ。
観光名所だけど観光客が少ない
亀岩は観光名所としても知られているけど、親泊の浜自体が穴場だから、亀岩も観光客が少ない。有名な観光スポットだと人がたくさんいて、写真を撮るのも順番待ちになるけど、ここならゆっくり見られるし、写真も撮り放題だ。
私が行った時も、他に誰もいなくて、亀岩を独り占めできた。こんな素晴らしい場所を独り占めできるなんて、贅沢すぎると思った。
近くで見ると迫力がある
亀岩は近くで見るとめちゃくちゃ大きくて、迫力がある。遠くから見ると可愛い亀に見えるけど、近づくと巨大な岩の塊で、自然の力強さを感じる。
岩の表面も細かく見られて、波に削られた跡や、風化した部分や、コケが生えている部分など、近くで見ないと分からない細部まで観察できる。時間をかけてじっくり見る価値がある。
静かで落ち着いたビーチだから癒される
親泊の浜はとにかく静かで、この静けさこそが最大の魅力だと思う。
観光客が少ないから独り占めできる
有名なビーチだと観光客で混んでいて、騒がしくて落ち着かないけど、親泊の浜は観光客が少ない。看板がないから知っている人しか来なくて、私が行った時も他に人は誰もいなかった。
ビーチを独り占めできるって、すごく贅沢なことだと思う。誰にも邪魔されずに、自分のペースで過ごせる。写真を撮るのも、海に入るのも、砂浜を歩くのも、全部自由だ。
地元の人が昔から親しんできた場所
親泊の浜は地元の人が昔から親しんできた場所で、観光地化されていないからこそ、素朴な魅力が残っている。整備されすぎていないから、自然のままの姿を楽しめる。
地元の人が朝の散歩で来たり、家族でピクニックに来たり、静かに過ごす場所として使われている。観光客向けの派手な施設はないけど、それがいいんだと思う。
波の音だけが聞こえる贅沢
人がいないから、波の音だけが聞こえる。風の音、鳥の声、自然の音だけが聞こえる空間は、都会では絶対に味わえない贅沢だ。
私もビーチに座って、1時間くらいぼーっと海を眺めていたことがある。何も考えずに、ただ波の音を聞いて、海を見て、風を感じる。それだけで心が洗われる感じがした。
親泊の浜での過ごし方
親泊の浜での過ごし方をいくつか提案しておく。
伊良部大橋を眺めながらのんびりする
一番おすすめなのは、ビーチに座って伊良部大橋を眺めながらのんびりすること。椅子を持ってきて座るのもいいし、砂浜に直接座るのもいい。
私もレジャーシートを持って行って、そこに寝転がって空と海と橋を眺めていた。時間を忘れて、のんびり過ごせる場所だ。
写真撮影を楽しむ
写真好きな人には最高のスポットで、伊良部大橋、亀岩、透明な海、全部が被写体になる。どの角度から撮っても絵になるから、いろんな角度から撮ってみるといい。
朝、昼、夕方と、時間帯によって光の当たり方が変わるから、同じ場所でも全く違う写真が撮れる。私も何十枚も写真を撮ったけど、全部違う表情をしていた。
浅瀬で海を楽しむ
透明度が高い浅瀬だから、海に入るのもおすすめだ。膝くらいまでの深さでも、海底がくっきり見えるし、小さな魚が泳いでいるのも見られる。
本格的に泳ぐというより、足を水につけて涼むくらいがちょうどいい。監視員はいないから、安全には十分注意する必要がある。
亀岩を間近で見る
亀岩のすぐそばまで行って、近くで観察するのも面白い。岩の表面の質感とか、削られた跡とか、近くで見ないと分からない細部まで見られる。
ただし岩に登ったり、傷つけたりするのは絶対にやめてほしい。自然が作り上げた芸術作品を、大切に保護する気持ちが必要だ。
読書をする
静かな環境だから、読書をするのにも最適だ。波の音を聞きながら本を読むなんて、最高に贅沢な時間だと思う。
私も一度、お気に入りの小説を持って行って、ビーチで読んだことがある。いつもより集中できて、あっという間に読み終わってしまった。
親泊の浜に行く時の注意点
親泊の浜に行く時の注意点をいくつか挙げておく。
トイレや売店がない
親泊の浜にはトイレや売店がない。事前にホテルやコンビニでトイレを済ませておく必要がある。飲み物や食べ物も持参した方がいい。
私も最初は「近くにトイレがあるだろう」って思っていたけど、何もなくて困った経験がある。それ以降は、必ず事前にトイレを済ませるようにしている。
監視員がいない
監視員がいないから、海に入る時は自己責任だ。浅瀬だから安全そうに見えるけど、潮の流れが速いこともあるから、十分注意する必要がある。
特に子供連れの場合は、目を離さないようにする。浮き輪やライフジャケットを持参すると安心だ。
日焼け対策が必須
沖縄の日差しは強いから、日焼け対策が必須だ。帽子、日焼け止め、サングラス、長袖のラッシュガードなど、しっかり対策する。
私も最初は油断して、日焼け止めを塗り忘れたら、真っ赤に日焼けして大変だった。日焼け止めは2時間おきに塗り直した方がいい。
ゴミは持ち帰る
ゴミ箱がないから、ゴミは必ず持ち帰る。自分が出したゴミは自分で持ち帰るのが基本だ。美しいビーチを保つために、一人一人が意識する必要がある。
私もゴミ袋を持って行って、帰る時に全部持ち帰るようにしている。みんなでビーチを綺麗に保ちたいと思う。
レンタカーが必要
公共交通機関がないから、レンタカーが必要だ。バスやタクシーで行くのは現実的じゃない。レンタカーを借りて、自分で運転して行く。
駐車スペースは限られているけど、観光客が少ないから、だいたい停められる。ただし舗装されていない場所もあるから、車を傷つけないように注意が必要だ。
おすすめの訪問時間帯
親泊の浜を訪れるのにおすすめの時間帯をいくつか紹介する。
午前中 - 明るい光で橋がくっきり見える
午前中(9時~11時頃)は明るい光で橋がくっきり見えて、写真撮影に最適だ。太陽が高い位置にあるから、影が少なくて、クリアな写真が撮れる。
私も午前中に訪れることが多くて、この時間帯が一番好きだ。まだそんなに暑くないから、ビーチでのんびりするのにもちょうどいい。
午後 - 柔らかい光で優しい雰囲気
午後(14時~16時頃)は柔らかい光で優しい雰囲気になる。午前中のクリアな感じとは違って、少しドリーミーな雰囲気が出る。
この時間帯は人も少ないから、静かに過ごしたい人にはおすすめだ。ただし日差しが強いから、日焼け対策は必須だ。
夕方 - 夕日に染まる橋が幻想的
夕方(17時~18時頃)は夕日に染まる橋が見られて、一日で最も幻想的な時間帯だ。空が赤く染まって、橋のシルエットが浮かび上がる様子は、言葉にできないくらい美しい。
私も夕方に訪れたことがあるけど、その美しさに圧倒された。夕日を見ながら一日を振り返る時間は、特別な体験だった。
早朝 - 誰もいない静けさを独り占め
早朝(6時~8時頃)は誰もいない静けさを独り占めできる。朝日が昇る時間帯で、空が少しずつ明るくなっていく様子を見られる。
早起きは大変だけど、早朝の静けさは格別だ。鳥の声と波の音だけが聞こえる空間で、一日の始まりを迎えるのは、すごく清々しい気持ちになる。
周辺の観光スポットと合わせて訪れる
親泊の浜の周辺には他にも観光スポットがあるから、合わせて訪れるといい。
渡口の浜
親泊の浜から車で10分くらいの場所にある渡口の浜は、伊良部島で最も有名なビーチだ。全長約800メートルの白砂のビーチで、パウダーサンドが気持ちいい。
親泊の浜とは対照的に、こちらは観光客も多くて、設備も整っている。両方のビーチを訪れて、違いを感じるのも面白い。
牧山展望台
牧山展望台は伊良部島で最も高い場所にある展望台で、伊良部大橋や宮古島、来間島、池間島が一望できる。親泊の浜から車で10分くらいの場所にある。
ビーチで橋を横から見た後に、展望台から橋を上から見ると、また違った印象を受ける。両方訪れて、橋の全体像を把握するのがおすすめだ。
三角点
三角点は高さ70メートルの断崖絶壁の上にある絶景スポットで、目の前には遮るものが何もない空間で美しいパノラマビューを見渡せる。親泊の浜から車で15分くらいだ。
SNSで人気のスポットだから、写真を撮りたい人には特におすすめだ。ただし崖の上だから、安全には十分注意する必要がある。
よくある質問と回答
親泊の浜について、よく聞かれる質問をまとめて答えておく。
Q1: 親泊の浜の読み方は?
「おやどまりのはま」または「うやどまりのはま」。どちらも正しい。
Q2: 駐車場はある?
駐車スペースはあるけど、整備された駐車場ではない。路肩に停める感じ。
Q3: トイレはある?
ない。事前にホテルやコンビニで済ませておく必要がある。
Q4: 売店はある?
ない。飲み物や食べ物は持参する。
Q5: 監視員はいる?
いない。海に入る時は自己責任。
Q6: 海水浴はできる?
浅瀬で足をつけるくらいならできる。本格的に泳ぐのは向いていない。
Q7: シュノーケルはできる?
浅瀬だからシュノーケルには向いていない。渡口の浜や中の島ビーチの方がおすすめ。
Q8: おすすめの時間帯は?
午前中(9時~11時頃)または夕方(17時~18時頃)がおすすめ。
Q9: どのくらい滞在すればいい?
のんびり過ごすなら1~2時間くらい。写真を撮るだけなら30分でも十分。
Q10: 子供連れでも大丈夫?
大丈夫。浅瀬だから小さい子供でも楽しめる。ただし監視員がいないから、目を離さないようにする。
Q11: 雨の日でも行ける?
行けるけど、景色が見えないから、晴れの日の方がいい。
Q12: レンタカーは必要?
必要。公共交通機関がないから、レンタカーがないと行けない。
知る人ぞ知る場所だからこそ守りたい
親泊の浜を何度も訪れて最も強く感じたのは、知る人ぞ知る場所だからこそ、この静けさと美しさを守りたいっていうことだった。
有名な観光地になると、観光客が増えて、ゴミが散乱して、環境が悪化してしまうことがある。でも親泊の浜はまだ観光地化されていないから、自然のままの姿が残っている。この美しさを次の世代にも引き継ぐために、訪れる人一人一人が意識する必要がある。
ゴミは持ち帰る、亀岩を傷つけない、大声で騒がない、地元の人の迷惑にならないようにする、そういう基本的なマナーを守るだけで、この場所を守れる。私も毎回、ゴミ袋を持って行って、自分のゴミだけじゃなくて、落ちているゴミも拾うようにしている。
伊良部大橋を正面から望む景色は、本当に素晴らしい。初めて見た時の感動は、今でも忘れられない。橋がまっすぐ海の上に伸びている様子は、自然と人間が作り出した奇跡のような美しさだと思う。
亀岩も、自然が何千年、何万年という時間をかけて作り上げた芸術作品で、人間には絶対に作れない形をしている。こういう自然の造形美を間近で見られるのは、すごく貴重な体験だ。
静けさも、親泊の浜の大きな魅力だ。波の音だけが聞こえる空間で、のんびり過ごす時間は、都会では絶対に味わえない贅沢だ。何も考えずに、ただ海を眺めて、風を感じて、時間の流れを忘れる。そういう時間が、心を癒してくれる。
もしあなたが伊良部島に行く予定があるなら、絶対に親泊の浜に立ち寄ってほしい。看板がないから見つけにくいけど、それを乗り越えて辿り着いた時の感動は、きっと忘れられない思い出になるはずだ。
伊良部大橋を正面から見られる唯一の場所で、亀岩という自然の芸術作品を間近で見られて、誰もいない静かなビーチでのんびり過ごせる。こんな贅沢な場所は、他にはないと思う。
知る人ぞ知る穴場だからこそ、この美しさが保たれている。訪れる人全員が、この場所を大切にする気持ちを持ってほしい。そうすれば、いつまでもこの静けさと美しさが守られて、未来の人たちも同じ感動を味わえるはずだ。
親泊の浜と亀岩は、伊良部島に来たら絶対に訪れるべき場所だ。伊良部大橋を正面から望む景色を、あなたも自分の目で見てほしい。その美しさは、写真では伝えきれない。実際に行って、自分の目で見て、自分の肌で感じる。それが一番の体験だと思う。



