伊良部島の混雑を避ける時間帯|午前中が狙い目な理由と、昼過ぎの現実

観光

昼過ぎの17ENDで駐車場難民になった日

13時過ぎに17ENDに着いたとき、駐車場は満車。路上にも車がずらーっと並んでる。

宮古島に移住して2年目の夏。友人が「17END行きたい!」って言うから、軽い気持ちで昼食後に向かった。天気も晴れ。干潮時間もチェック済み。完璧だと思ってた。

17END 日本とは思えない景色

でも駐車場に入れない。20台くらい停められる駐車場は、すでにレンタカーと観光バスでぎっしり。仕方なく路上に停めようとしたら、もう手前500メートルくらいから車が列をなしてる。

結局、30分くらい待って、ようやく駐車できた。その間、観光バスが2台も来た。添乗員が「ここで30分自由時間です」って言ってる声が聞こえる。

駐車場から17ENDまで歩いて5分。真夏の炎天下。汗だくになって着いたら、ビーチは人でいっぱい。写真撮ろうにも、どこ撮っても誰かが写り込む。

「もっと早く来ればよかった」

そのときマジでそう思った。

伊良部島は「離島だから空いてるでしょ」って思われがち。でも実際は、時間帯によっては結構混む。特に17ENDとか渡口の浜みたいな人気スポットは、昼過ぎから混雑する。

この記事では、伊良部島の混雑を避ける時間帯と、午前中が狙い目な理由を実体験ベースで書いていく。早起きして午前中に動くだけで、ストレスが全然違う。

伊良部島の観光地、実は混む

「伊良部島って離島だから、人少ないんでしょ?」

これ、よく聞かれる。でも違う。

伊良部島、普通に混む。特に観光シーズン(7月~9月、ゴールデンウィーク、年末年始)は、主要観光地はどこも人だらけ。

伊良部大橋が2015年に開通してから、観光客が急増した。それまではフェリーでしか行けなかったから、観光客も限られてた。でも今は、宮古島からレンタカーで15分。気軽に行ける。

特に混むのは、17END。宮古島の中でも屈指の絶景スポット。干潮時にしか現れない幻のビーチ。SNSで拡散されまくって、今や宮古島観光の定番になってる。

17END(ワンセブンエンド)の現実

駐車場は20台分しかない。ピーク時は、すぐに満車になる。路上に停めた車が、手前の通り池駐車場まで列をなすこともある。

渡口の浜も混む。伊良部島で一番綺麗なビーチ。白い砂浜が800メートル続く。ここも駐車場があるけど、昼過ぎから満車になりやすい。

牧山展望台は、駐車場が広いから比較的マシ。でも観光バスが来ると、一気に人が増える。展望台から写真撮ろうとしても、人が多くて撮りにくくなる。

佐和田の浜は夕日スポットだから、夕方が混む。16時~18時くらいは、駐車場もいっぱい。

通り池は駐車場が広いけど、団体ツアーが来ると混雑する。遊歩道も一方通行だから、人が多いと渋滞する。

「離島=空いてる」っていうイメージ、捨てたほうがいい。人気スポットは、時間帯によっては宮古島本島のビーチより混むこともある。

人でいっぱいの観光地を遠くから眺める

ただし、全部が混むわけじゃない。時間帯と場所を選べば、人が少ない伊良部島を楽しめる。

午前中(9時~10時台)が空いている理由

午前中、特に9時~10時台がおすすめ。この時間帯は、びっくりするくらい空いてる。

理由は単純。みんなまだ動いてない。

宮古島旅行に来る人の多くは、朝ゆっくり起きる。ホテルで朝食食べて、準備して、出発するのが10時~11時くらい。だから観光地が混み始めるのは、11時以降。

特に17ENDは、午前9時台に行くとマジで空いてる。駐車場もガラガラ。ビーチも誰もいない。写真撮り放題。

私は今、17ENDに行くときは絶対に朝一で行く。8時~9時台。この時間帯なら、駐車場で待つこともないし、ビーチも貸し切り状態。

渡口の浜も同じ。午前中は人が少ない。特に9時前に行くと、ほぼ貸し切り。白い砂浜を独り占めできる。

牧山展望台も、午前中なら観光バスがまだ来てない。展望台から伊良部大橋を一望できる。風も心地いい。

午前中のいいところは、気温もまだ穏やか。真夏でも、9時~10時台なら、そこまで暑くない。日差しは強いけど、昼過ぎほどじゃない。写真撮るにも、逆光になりにくい。

それに、海の色が綺麗に見える。午前中の太陽の角度だと、海がエメラルドグリーンに輝く。透明度もはっきりわかる。

ただし、早すぎるのもNG。

8時前とかに行くと、飛行機の離発着時間に合わなかったり(17ENDで飛行機見たい場合)、干潮時間とズレたりする。それに、まだ暗い時間だと写真も映えない。

9時~10時台が、ちょうどいい。

午前中に伊良部島の主要スポットを回って、昼食は伊良部島で食べる。午後は宮古島本島に戻るか、ホテルでゆっくりする。これが私の定番パターン。

「朝早く起きるの面倒くさい」って思うかもしれない。でも早起きして午前中に動くだけで、旅行の質が全然違う。混雑を避けられるし、写真も綺麗に撮れる。何より、ストレスがない。

早起きは三文の徳。これ、マジ。

昼過ぎから観光バスが来る現実

11時を過ぎると、観光地が一気に混み始める。そして昼過ぎ、12時~14時くらいが混雑のピーク。

理由は観光バス。

宮古島のツアー会社は、午前中に宮古島本島の観光地を回って、昼食後に伊良部島に来るパターンが多い。だから昼過ぎに観光バスが集中する。

渡口の浜付近

17ENDには、12時~14時の間に観光バスが3~4台来ることもある。1台に30~40人乗ってるから、一気に100人以上増える。駐車場はパンク状態。

渡口の浜も同じ。昼過ぎから観光バスが来る。団体客がぞろぞろ降りてきて、ビーチが一気に賑やかになる。

牧山展望台は、観光バスの定番ルートに入ってる。昼過ぎは、展望台が団体客でいっぱい。写真撮るのも一苦労。

観光バスだけじゃない。個人のレンタカーも、昼過ぎから増える。

宮古島に泊まってる人が、朝ホテルでゆっくりして、10時~11時にチェックアウト。それから伊良部島に向かう。着くのが昼前~昼過ぎ。だから11時~14時が混雑する。

私が駐車場難民になったのも、まさにこの時間帯。13時過ぎ。観光バスとレンタカーで駐車場が満車。路上にも車が列をなしてる。

観光バスは、だいたい30分~1時間で移動していく。だから14時を過ぎると、少しずつ空いてくる。でもピーク時は、駐車場待ちだけで20~30分かかる。

昼食後に伊良部島に行こうとしてる人、多い。でもそれって、一番混む時間帯に行くってこと。

逆に言えば、昼過ぎを避ければ、混雑を回避できる。

午前中に行くか、15時以降に行くか。どっちかにずらすだけで、全然違う。

観光地別・混雑時間帯の違い

伊良部島の観光地、それぞれ混む時間帯が違う。スポットごとに解説する。

17END

17END(ワンセブンエンド)の現実

混雑のピーク:11時~14時

17ENDは、干潮時間に合わせて人が集中する。干潮が昼前後だと、11時~14時が混雑のピーク。観光バスも来るし、個人のレンタカーも多い。

駐車場は20台分しかない。満車になると、路上に停めるしかない。手前500メートルくらいから車の列ができることもある。

おすすめの時間帯:8時~10時、15時以降

午前中の早い時間が一番空いてる。8時~10時台なら、駐車場も余裕。ビーチも人が少ない。

15時以降も空いてくる。ただし、干潮時間とズレてると、幻のビーチが見られないから注意。

渡口の浜

伊良部島 渡口の浜

混雑のピーク:12時~15時

渡口の浜は、昼過ぎから混雑する。観光バスのルートに入ってるから、12時~15時が特に混む。駐車場もいっぱい。ビーチも人が多い。

おすすめの時間帯:9時~11時、16時以降

午前中は比較的空いてる。9時~11時なら、ゆっくり過ごせる。

夕方も狙い目。16時を過ぎると、観光バスが引き上げて、少しずつ空いてくる。夕日を見るなら、17時~18時がベスト。

牧山展望台

伊良部島 牧山展望台

混雑のピーク:12時~14時

牧山展望台も、昼過ぎが混む。観光バスが必ず立ち寄る場所だから、団体客でいっぱいになる。展望台も遊歩道も人だらけ。

おすすめの時間帯:9時~11時、15時以降

午前中なら、観光バスがまだ来てない。展望台から伊良部大橋をゆっくり眺められる。

15時以降も空いてくる。夕方の景色も綺麗だから、時間があるなら16時~17時もおすすめ。

佐和田の浜

伊良部島 佐和田の浜

混雑のピーク:17時~18時30分

佐和田の浜は、夕日スポット。夕方が混む。特に17時~18時30分は、夕日を見に来る人でいっぱい。駐車場もほぼ満車。

おすすめの時間帯:9時~15時

日中は比較的空いてる。夕日は見られないけど、ゆっくり過ごすなら午前中~午後がいい。

通り池

伊良部島 通り池

混雑のピーク:11時~14時

通り池も、昼前後が混む。駐車場は広いから17ENDほどじゃないけど、観光バスが来ると一気に人が増える。遊歩道が一方通行だから、人が多いと渋滞する。

おすすめの時間帯:9時~10時、15時以降

午前中の早い時間が空いてる。遊歩道もスムーズに歩ける。

混雑した駐車場で車を待つ

基本的に、どの観光地も午前中(9時~10時台)と、15時以降が空いてる。昼過ぎ(12時~14時)が一番混む。

写真を撮るなら絶対に午前中

写真撮影するなら、午前中に行くべき。理由は3つ。

1. 人が少ないから写真に人が写り込まない

昼過ぎは人が多くて、どこ撮っても誰かが写り込む。特に17ENDとか渡口の浜は、人でいっぱい。自分だけの写真が撮りにくい。

午前中なら、人が少ない。ビーチも展望台も、ほぼ貸し切り状態。好きなだけ撮れる。

2. 海の色が綺麗に見える

午前中の太陽の角度だと、海がエメラルドグリーンに輝く。透明度もはっきりわかる。

昼過ぎは太陽が真上にあるから、海の色が白っぽく見えることがある。逆光にもなりやすい。写真の仕上がりが全然違う。

3. 気温がまだ穏やか

真夏の昼過ぎは、マジで暑い。33度とか普通に超える。写真撮ってる余裕がなくなる。汗だくになる。

午前中なら、気温もまだ30度前後。写真撮影にも集中できる。

特に17ENDは、午前9時~11時が撮影のゴールデンタイム。

干潮時間が午前中なら、なおさらベスト。幻のビーチが現れて、人も少なくて、海の色も綺麗。完璧。

インスタとかSNSにアップする写真撮りたいなら、絶対に午前中に行くべき。昼過ぎに行って、人だらけの写真撮っても、映えない。

私も最初、時間帯とか気にせず行ってた。でも午前中に行くようになってから、写真のクオリティが全然違う。フォロワーからの反応も変わった。

「どうやったらこんな綺麗に撮れるの?」ってよく聞かれるけど、答えは簡単。午前中に行くだけ。

混雑を避けるための7つのコツ

伊良部島の混雑を避けて、快適に観光するためのコツを7つ紹介する。

1. 朝8時~9時にホテルを出発

早起きして、8時~9時にホテルを出発する。宮古島から伊良部島まで車で15分。9時前には着く。

朝食はコンビニで買うか、ホテルの朝食を早めの時間に食べる。

2. 午前中に主要スポットを回る

9時~12時の間に、17END、渡口の浜、牧山展望台を回る。各スポット30分~1時間ずつ。午前中に3箇所は回れる。

昼食は伊良部島で食べるか、宮古島に戻ってから食べる。

3. 干潮時間をチェック

17ENDに行くなら、干潮時間を必ずチェック。気象庁のサイトで「平良(HIRARA)」の潮位を調べられる。

干潮時間が午前中なら、なおさらベスト。幻のビーチが見られて、人も少ない。

4. 平日を狙う

可能なら、平日に行く。土日祝は観光客が多い。特にゴールデンウィークや夏休みは、平日でも混む。

平日の午前中なら、ほぼ貸し切り状態で楽しめる。

5. オフシーズンを狙う

5月、6月、10月、11月はオフシーズン。観光客が少ない。天気も安定してる(6月は梅雨だけど)。

オフシーズンなら、時間帯を気にしなくても、比較的空いてる。

6. 穴場スポットを狙う

17ENDの混雑を避けたいなら、35ENDビーチに行く。17ENDの反対側にある穴場。透明度は17ENDにやや劣るけど、人が少ない。

渡口の浜の混雑を避けたいなら、佐和田の浜(夕方以外)に行く。日中は比較的空いてる。

7. 午後は宮古島本島に戻る

午前中に伊良部島を回って、午後は宮古島本島に戻る。宮古島本島のビーチ(与那覇前浜とか)でゆっくりする。

伊良部島は午前中で十分回れる。無理して午後も伊良部島にいる必要はない。

この7つを守れば、混雑を避けられる。ストレスなく、伊良部島を楽しめる。

よくある質問(FAQ)

Q1. 17ENDは何時から何時まで入れる?

24時間入れる。時間制限はない。

ただし、夜は真っ暗で何も見えない。早朝(日の出前)も暗い。日中(8時~18時くらい)に行くのが現実的。

Q2. 駐車場が満車のとき、どうすればいい?

路上に停めるか、通り池駐車場に停めて歩く。

17ENDの駐車場から通り池駐車場まで、徒歩15分くらい。真夏だと結構きついけど、駐車場待ちするよりマシなこともある。

Q3. 観光バスの時間帯って事前にわかる?

わからない。ツアー会社によってルートが違うし、日によって時間も変わる。

ただし、だいたい12時~14時に集中するから、この時間帯を避ければ大丈夫。

Q4. 雨の日は空いてる?

空いてる。観光客が減るから、駐車場も余裕。

ただし、雨の日は海の色が映えない。写真も綺麗に撮れない。それでも行くなら、空いてるのは確か。

Q5. 午後15時以降って、どれくらい空いてる?

午前中ほどじゃないけど、昼過ぎよりは空いてる。

15時を過ぎると、観光バスが引き上げ始める。16時~17時くらいが、午後の狙い目。

ただし、17ENDは干潮時間とズレると、幻のビーチが見られない。事前に干潮時間をチェックしたほうがいい。

Q6. 冬(12月~2月)はどう?

冬はオフシーズン。観光客がかなり少ない。時間帯を気にしなくても、比較的空いてる。

ただし、海水浴には寒い。写真撮影や景色を楽しむのがメイン。

Q7. 一番混む時期はいつ?

ゴールデンウィーク、夏休み(7月~8月)、年末年始。

この時期は、平日でも混む。特に17ENDは、駐車場が常に満車状態。午前中でも人が多い。

まとめ|早起きは三文の徳

伊良部島の混雑を避けるなら、午前中(9時~10時台)に行くべき。

昼過ぎ(12時~14時)は、観光バスとレンタカーで混雑する。駐車場も満車。写真も人だらけ。ストレスしかない。

でも午前中なら、人が少ない。駐車場もガラガラ。ビーチも展望台も、ほぼ貸し切り状態。写真撮り放題。海の色も綺麗に見える。

早朝の静かなビーチで満足そうな表情

「朝早く起きるの面倒くさい」って気持ち、わかる。旅行中くらい、ゆっくり寝たい。

でも早起きして午前中に動くだけで、旅行の質が全然違う。混雑を避けられるし、写真も綺麗に撮れる。何より、ストレスがない。

私も最初、時間帯とか気にしてなかった。昼食後に伊良部島に行って、駐車場難民になって、人だらけの写真しか撮れなくて、「なんだかなあ」って思ってた。

でも午前中に行くようになってから、伊良部島の印象が変わった。静かで、美しくて、癒される。「これが本当の伊良部島だ」って実感した。

伊良部島は、時間帯で全然違う顔を見せる。

混雑した昼過ぎの伊良部島を見て、「こんなもんか」って思ってほしくない。静かな午前中の伊良部島を見てほしい。その美しさを感じてほしい。

早起きは三文の徳。これ、旅行でも同じ。

早起きして、午前中に動く。たったそれだけで、最高の伊良部島に出会える。