明和の大津波が打ち上げた巨岩と津波の記憶
初めて帯岩に行ったのは、午後の2時過ぎだった。中の島ビーチを通り過ぎて、何気なく車を走らせてたら「帯岩」って書かれた看板が目に入って、「看板が出てるなら、ちょっと見てみようかな」って思った。
横道に入る。道が舗装されてない。ガタガタ揺れる。
「車で行けるのかな」って不安になったけど、でも気になるから進む。道の両脇にマングローブ林が広がってて、沖縄っぽい景色。
1~2分走ったら、広い場所に出た。駐車場みたい。他に車は1台だけ停まってた。
車を降りる。目の前に鳥居が見えて、その奥にめちゃくちゃ大きい岩。
「うわ、でかい」って思わず声が出た。

鳥居をくぐって近づいていく。岩がどーんとそびえてる。高さ12.5メートル、周囲約60メートル、推定重量2万トン。
見上げる。圧倒される。「これ、津波で運ばれたの?」って思った。信じられない。でも看板にそう書いてある。
岩の真ん中がくぼんでる。人が帯を締めてるみたいに見える。だから、帯岩。なるほど。
鳥居の前に謎の石碑があって、「天一天皇」って書かれてる。日の丸も描かれてる。意味がわからない。でも、神聖な雰囲気。拝所なんだなって感じる。
帯岩の魅力を実際に何度も通った私が徹底的に紹介していく。津波の歴史、名前の由来、行き方、全部書く。
もしあなたが下地島に行く予定があるなら、絶対に帯岩に立ち寄ってほしい。津波の脅威を知る体験を。自然の力を感じる場所。
帯岩(オーイワ)とは?明和の大津波が運んだ日本最大級の津波石
帯岩(おびいわ)は、下地島の西海岸にある巨岩。津波で打ち上げられた岩で、津波石って呼ばれてる。1979年に宮古島市の史跡に指定されて、正式には「下地島巨岩(帯岩)」って名前。
驚異のサイズに言葉を失う
高さ:約12.5メートル
周囲:約59.9メートル
重量:推定2,500トン~2万トン
高さ12.5メートルは、4階建てのビルくらい。周囲60メートルは、テニスコート2面分くらい。重量2万トンは、ゾウ3,000頭分。想像を超える重さ。
実際に目の前に立つと、数字以上の迫力がある。「こんなに大きい岩が、津波で運ばれたんだ」って、実感する。
崖の上に位置する不思議
帯岩は、海岸から約50メートル離れた、高さ12.5メートルの崖の上に位置してる。
つまり、津波はこの崖を乗り越えて、この巨岩を運んできた。考えただけでゾッとする。
私も最初見た時、「え、ここまで津波が来たの?」って信じられなかった。でも、事実として目の前にこの巨大な岩がある。
場所とアクセス
住所:沖縄県宮古島市伊良部佐和田1742
アクセス:みやこ下地島空港から車で約10分、通り池から徒歩約800メートル
みやこ下地島空港から車で10分くらい。通り池からは徒歩で800メートル、歩いて10~15分。
中の島ビーチの近く。中の島ビーチを通り過ぎたところに看板があるから、それを見つけたら横道に入る。
明和の大津波という悲劇
帯岩を運んできた津波は、明和の大津波って呼ばれてる。沖縄史上最悪の大惨事。
1771年の巨大地震と津波
1771年(明和8年)4月24日、旧暦で3月10日。先島諸島付近を震源とする八重山地震が発生した。マグニチュード7.4~8.0。
地震の揺れによる被害はほとんどなかった。でもその後に襲ってきた津波が、凄まじかった。
津波の高さは10メートル以上
八重山諸島では30メートル以上の津波が襲ったって記録もある。宮古諸島では10メートル以上。場所によっては40メートルに達したって説もある。
最近の研究では下地島の津波の遡上高は12.3メートルって計算結果もあって、帯岩が本当に明和の大津波で運ばれたのかは実は議論があるらしいんだけど、でもいずれにせよめちゃくちゃ高い津波が襲ったのは間違いない。
約1万人近い犠牲者
明和の大津波で、約1万人近い犠牲者が出た。沖縄史上最悪の大惨事。
下地島の木泊部落では住民のほとんどが溺死して、家屋は流失。集落が完全に消滅した。
この話を聞いた時、帯岩を見る目が変わった。ただの大きい岩じゃなくて、悲劇を伝える証人なんだって。
世界最大級の津波石
明和の大津波は大小様々な岩を海底から打ち上げた。これを津波石(つなみいし)って呼ぶ。
帯岩はその中でも最大級の津波石で、日本でも最大級、世界でも最も重い津波石の一つとして知られてる。
2010年までに報告された中では世界で最も重いとされてた。それくらいすごい岩。
帯岩という名前の由来
帯岩の名前の由来は、岩の形から来てる。
真ん中のくぼみが特徴的
岩の真ん中がくぼんでて、人が帯を締めてるみたいに見える。だから、帯岩。
このくぼみは波食窪(はしょくくぼ)、またはノッチって呼ばれてる。波に浸食された跡。
この岩はかつて海岸崖の海面付近にあって、波が何千年、何万年も岩の真ん中を削ってた。それでくぼみができた。
近くで見ると、「あ、確かに帯を締めてる感じだ」って納得する。よくできた名前だなって思った。
地元での呼び方
地元では帯岩のことを、こう呼んでる。
オコスクビジー(オコスゴビジー):大きな帯をした岩
ヌーマミージー:馬の番をする岩
宮古のことば、ミャークフツでの呼び方。
「馬の番をする岩」って、どういう意味なんだろう。馬を守る岩? 謎だけど、地元の人にとっては大切な岩なんだなって感じる。
失われた巨岩たち
帯岩のような巨岩は、他にもたくさんあった。でも今は、ほとんどない。
ウシミージー(牛の番をする岩)
ヌーマミージー(馬の番をする岩)に対して、ウシミージー(牛の番をする岩)っていう岩もあったらしい。ペアだったのかも。
どんな岩だったのか、見てみたかった。
下地島空港建設で爆破された
1960年代~1970年代にかけて下地島空港が建設された時、下地島にあった巨岩の多くが爆破された。岩塊は空港建設に利用された。
貴重な津波の証人が、なくなってしまった。
町の要請で帯岩だけが残された
でも町の要請により、帯岩だけが残された。「語り継ぐもの」を残すため。津波の脅威を後世に伝えるため。
帯岩はそういう役割を担ってる。だから今も、こうしてここにある。
この話を知った時、帯岩を見る目がまた変わった。たまたま残ったんじゃなくて、意図的に残されたんだって。大切にしないとって思った。
民間信仰の対象として大切にされる
帯岩は民間信仰の「神体」として崇められてる。

鳥居が立つ理由
帯岩の前には鳥居が立ってる。帯岩は御嶽(うたき)でも神社でもない。でも鳥居がある。信仰の対象になってるから。
初めて見た時は、「なんで鳥居があるんだろう」って思ったけど、調べたら納得した。
大漁祈願・航海安全・家内安全
伊良部島の佐良浜地区は漁業が盛んで、過去には南方漁に行くこともあった。そんな時代背景もあって、帯岩は大漁祈願や航海安全の祈願が行われるようになった。家内安全の祈願も。
何があっても動かない岩
帯岩は何があっても動きそうもない。どっしりしてる。
そんな岩が津波で運ばれてきた。でも今はここに鎮座してる。動かない。
だから、航海の安全を守ってくれるって信じられてる。地元の人の気持ち、わかる気がする。
謎の石碑が気になる
帯岩の前には、謎の石碑がある。これがまた気になる。
「天一天皇」という文字
石碑には「天一天皇」って書かれてる。日の丸も描かれてる。
「天一天皇」って、誰? 何? 調べてもよくわからない。戦前の何かなのかな。
裏側の読めない文章
石碑の裏には何か刻まれてる。でも日本語みたいで日本語じゃない。意味がストレートに伝わってこない。文章も途中で終わってる。
謎が謎を呼ぶ。
触れちゃいけない感じ
この石碑、触れちゃいけないものなのかもって思った。オーラを感じる。トンデモ的な香りというか。でも気になる。
誰か詳しい人がいたら教えてほしい。
通り池から歩いて行ける道
帯岩は通り池から歩いて行ける。セットで訪れるのもおすすめ。
徒歩800メートル、10~15分
通り池から南に約800メートル。歩いて10~15分くらい。
私も一度、通り池を見た後に歩いて帯岩に行ったことがある。道は未舗装でガタガタしてるけど、散歩がてら歩くのも悪くない。
運動靴が必須
道が未舗装だから運動靴が必須。サンダルだと危ない。足首をひねりそうになった。
看板を頼りに進む
通り池から歩く場合、看板を頼りに進む。途中、分かりにくいところもあるけど、諦めずに探せば着く。
車でのアクセスが便利
車でも帯岩に行ける。車の方が楽。
中の島ビーチから数分
中の島ビーチを通り過ぎたところに「帯岩」って書かれた看板がある。看板に従って横道に入る。
看板は小さめだから、見逃さないように注意。私も最初、通り過ぎてUターンした。
未舗装の道をガタガタ走る
道は未舗装。ガタガタ揺れる。車高が低い車だとちょっと不安かもしれないけど、でも1~2分走れば駐車場に着く。
駐車場は無料だけど狭い
駐車場はある。無料。でもそんなに広くない。5台くらいしか停められないかも。
満車の時は待つか、通り池から歩くか。私が行った時は他に1台だけだったから、すんなり停められた。
帯岩の見どころ
帯岩の見どころは、やっぱりその大きさと、津波の記憶。
圧倒的な存在感
見上げるような巨大な岩。目の前に立つと圧倒される。
写真で見るより実物の方が迫力がある。これは本当。実際に行って見てほしい。
真ん中のくぼみに注目
岩の真ん中のくぼみ、波食窪。ここが一番の見どころ。
「人が帯を締めてる」って言われて、納得する。よく見ると確かにそう見える。
崖の上に位置することの意味
帯岩は海岸から50メートル離れた、高さ12.5メートルの崖の上に位置してる。
つまり津波は最低でもこの高さを乗り越えた。そう考えるとゾッとする。
現場に立って、崖を見上げて、「ここまで津波が来たんだ」って実感する。これが一番の見どころかもしれない。
佐和田の浜との関係
帯岩の帰りには、佐和田の浜に寄ってほしい。セットで見ると、津波の脅威がもっとリアルに感じられる。
無数の津波石が点在
佐和田の浜には無数の津波石が点在してる。大小様々な岩がゴロゴロしてる。不思議な光景。
これらも明和の大津波で打ち上げられた岩。帯岩だけじゃなくて、こんなにたくさんの岩が運ばれたんだって、改めて驚く。
日本の渚100選
佐和田の浜は日本の渚100選に選ばれてる。夕日も綺麗。
津波の歴史を学びつつ、美しい景色も楽しめる。帯岩と合わせて訪れてほしい。
車で10分の距離
帯岩から佐和田の浜まで車で10分くらい。近いから、セットで回れる。
帯岩を訪れる時の注意事項
帯岩を訪れる時は、いくつか注意が必要。
岩に登らない
帯岩に登らないこと。拝所だから。敬意を持って接する。
それに危険。落ちたら大怪我する。当たり前だけど、大事なこと。
運動靴で行く
道が未舗装だから運動靴が必須。サンダルやヒールだと歩きにくい。
私も最初サンダルで行こうとして、「これは無理だ」って思って運動靴に履き替えた。
飲み物を持参
周辺には自動販売機も売店もない。飲み物を持参すること。特に夏は水分補給必須。
私も夏に行った時、喉が渇いて困った。次からは必ず持っていくようにしてる。
日焼け対策
日陰が少ない。帽子やサングラス、日焼け止めが必要。
沖縄の日差しは強い。油断すると真っ赤に焼ける。
津波の教訓を伝える場所
帯岩は津波の教訓を伝えてる。単なる観光スポットじゃない。
繰り返す津波の歴史
明和の大津波以前にも、先島諸島は何度も津波に襲われてた。1200年頃、1460-1470年頃、1625年。そして1771年の明和の大津波。
研究によると約600年間隔で大津波が繰り返してるらしい。
次はいつ来るのか、誰にもわからない。
ナーパイという伝統祭祀
宮古島には「ナーパイ」って呼ばれる伝統祭祀がある。津波よけを願う祭り。一種の避難訓練。
年に1回行われる。数百年の伝統。
これは明和の大津波以前から存在してたって言われてる。先人たちは津波の恐ろしさを知ってて、だから伝え続けてきた。
沖縄にも津波は来る
沖縄は地震がない、津波は来ないって思ってる人もいるかもしれない。でもそれは間違い。
沖縄にも地震は起きる。津波も来る。帯岩はその証拠。
私も最初、「沖縄って地震ないイメージだったけど、違うんだ」って驚いた。
忘れた頃にやってくる天災
帯岩は忘れた頃にやってくる天災を今に伝えてる。静かに佇んでる。いつまでもそこにある。
見る人に、「備えの大切さ」を教えてくれる。
周辺観光スポットと組み合わせる
帯岩の周辺には観光スポットがたくさんある。
通り池
通り池は車で5分くらい。歩いても15分くらい。
国の天然記念物で名勝。二つの池が地下で海とつながってる。神秘的な場所。
世界を見通す「龍の目」って呼ばれて、パワースポットとして知られてる。
17END
17ENDは車で15分くらい。下地島空港の滑走路の端。幻のビーチ。
エメラルドグリーンの海が本当に綺麗。絶景スポット。
中の島ビーチ
中の島ビーチは車で5分くらい。シュノーケリングの聖地。
透明度が高くて魚がたくさん。サンゴ礁も綺麗。
佐和田の浜
佐和田の浜は車で10分くらい。日本の渚100選。無数の津波石が点在。
夕日が綺麗で、帯岩と合わせて訪れるのがおすすめ。
帯岩のメリットとデメリット
実際に何度も通ってみて感じた良いところと気になるところをまとめておく。
メリット
津波の脅威を実感できる
巨大な岩を見て、津波の威力を肌で感じられる。教科書で学ぶよりリアル。
歴史を学べる
明和の大津波、1771年の悲劇。沖縄の歴史を学べる。
珍しい津波石
日本でも最大級、世界でも最も重い津波石の一つ。貴重。
拝所の雰囲気
鳥居、石碑。神聖な雰囲気。パワーを感じる。
真ん中のくぼみが面白い
波食窪。人が帯を締めてるみたい。名前の由来がわかる。
観光客が少ない
穴場スポット。ゆっくり見られる。
周辺観光スポットと組み合わせやすい
通り池、17END、佐和田の浜、中の島ビーチ。車で回れる。
無料
入場料なし。気軽に立ち寄れる。
デメリット
道が未舗装
ガタガタ揺れる。車高が低い車だとちょっと不安。
運動靴が必須
サンダルやヒールだと歩きにくい。
施設がない
自動販売機も売店もない。トイレもない。
日陰が少ない
暑い。特に夏はきつい。
看板が小さい
見逃しやすい。通り過ぎることもある。
駐車場が狭い
5台くらいしか停められない。満車になることも。
謎の石碑
「天一天皇」って書かれた石碑。意味がわからない。気になる。
見学時間が短い
10分くらいで見終わる。長く滞在する場所じゃない。
よくある質問(FAQ)
帯岩についてよく聞かれる質問をまとめておく。
Q1: 帯岩の場所はどこ?
沖縄県宮古島市伊良部佐和田1742。下地島の西海岸、中の島ビーチの近く。
Q2: アクセス方法は?
車で行くのが一番楽。中の島ビーチを通り過ぎたところに看板がある。通り池から徒歩でも行ける(約800メートル)。
Q3: 駐車場はある?
ある。無料。でも5台くらいしか停められない。
Q4: トイレはある?
ない。通り池か17ENDのトイレを利用するのがおすすめ。
Q5: 帯岩の高さは?
約12.5メートル。4階建てのビルくらい。
Q6: 重さは?
推定2,500トン~2万トン。ゾウ3,000頭分。
Q7: いつ運ばれてきた?
1771年(明和8年)の明和の大津波で運ばれてきたって説が有力。それ以前の津波って説もある。
Q8: 何時に行くのがおすすめ?
午前中か夕方。昼間は暑い。
Q9: 入場料は?
無料。
Q10: 子連れでも大丈夫?
大丈夫。でも道が未舗装だから小さい子どもは注意。
Q11: 見学時間はどのくらい?
10分くらい。岩を見て、写真を撮って終わる。
Q12: 佐和田の浜とセットで行ける?
行ける。車で10分くらいだから、セットで回るのがおすすめ。
津波の記憶を伝える岩
帯岩は下地島に行ったら絶対に立ち寄ってほしいスポット。津波の脅威を知る、自然の力を感じる、最高の体験。
初めて帯岩を見た時の衝撃は今でも忘れられない。「こんなに大きい岩が津波で運ばれたの?」って思った。
高さ12.5メートル、周囲60メートル、推定重量2万トン。見上げるような巨大な岩。
これを津波が運んできた。海岸から50メートル離れた、高さ12.5メートルの崖の上まで。
信じられない。でも事実。岩の真ん中がくぼんでる。波食窪。人が帯を締めてるみたい。「だから帯岩なんだ」って納得した。
鳥居が立ってる。謎の石碑もある。「天一天皇」って書かれてる。意味はわからないけど神聖な雰囲気。
帯岩は民間信仰の対象。大漁祈願、航海安全、家内安全。地元の人に大切にされてる。
何があっても動きそうもない。どっしりしてる。でもこの岩はかつて海の中にあった。波に削られて真ん中がくぼんだ。
そして1771年の明和の大津波で、ここまで運ばれてきた。

明和の大津波は約1万人近い犠牲者を出した。沖縄史上最悪の大惨事。下地島の木泊部落は住民のほとんどが溺死。家屋は流失。集落が消滅した。
帯岩はその悲劇を伝えてる。静かに佇んでる。「忘れないで」って言ってる。
沖縄にも地震は起きる。津波も来る。沖縄は安全って思い込んだら危険。
帯岩を見て、津波の脅威を実感する。自然の力を知る。そして備える。
宮古島には「ナーパイ」って呼ばれる津波よけの祭りがある。年に1回、避難訓練のように行われる。数百年の伝統。
先人たちは津波の恐ろしさを知ってた。だから伝え続けてきた。帯岩もその一つ。語り継ぐもの。
下地島にはかつて多くの巨岩があった。ウシミージー(牛の番をする岩)とか。でも下地島空港建設の時にほとんどが爆破された。
帯岩だけが残された。町の要請により。「語り継ぐもの」を残すため。
帯岩は今もそこにある。いつまでもそこにある。
佐和田の浜にも無数の津波石が点在してる。明和の大津波で打ち上げられた岩。帯岩と合わせて訪れてほしい。津波の脅威を改めて実感する。
通り池、17END、中の島ビーチ。周辺には観光スポットがたくさんある。
下地島をドライブしながらこれらのスポットを回る。完璧なプラン。
もしあなたが下地島に行く予定があるなら、ぜひ帯岩に立ち寄ってみてほしい。中の島ビーチを通り過ぎたところの看板を見つける。横道に入る。
未舗装の道をガタガタ走る。1~2分で駐車場に着く。
車を降りる。鳥居が見える。その奥に巨大な岩。
近づく。見上げる。圧倒される。「こんなに大きい岩が津波で運ばれたんだ」って思う。
津波の脅威を肌で感じる。自然の力を実感する。そして備えの大切さを改めて考える。
帯岩はそういう場所。ただの観光スポットじゃない。教訓を伝える場所。
何度行ってもその存在感に圧倒される。そして、いつも「また来たいな」って思う。
下地島の青い海、美しい自然。そして帯岩の静かな存在感。これ全部が揃ったら最高の旅になる。あなたもそんな旅を体験してみてほしい。





