小麦粉みたいな白い砂浜の魅力
裸足で砂浜を歩いた瞬間、「え、これ砂?」って思った。
渡口の浜。伊良部島で一番有名なビーチ。
真っ白な砂浜が800メートルも続く。海は透明で、エメラルドグリーン。写真で見てても綺麗だけど、実際に行ったら想像以上。
で、砂浜に降り立って、サンダルを脱いだ。
足の裏に、ふわっとした感触。粒子が細かすぎて、まるで小麦粉の上を歩いてるみたい。サラサラで、ふわふわで。
「これ、本当に砂?」
歩くと、キュッキュッって音がする。パウダースノーみたい。こんな砂、初めて。
めちゃくちゃ感動した。

でも同時に、ちょっと問題も起きた。
砂が細かすぎて、服に付く。車のシートに付く。バッグの中に入り込む。家に帰ってからも、ずっと砂が出てくる。
「これ、なかなか取れないやつ」って、笑った。
嬉しい悲鳴、ってこういうこと。
今回は、そんな渡口の浜の魅力と、実際に行ってわかった注意点を全部書いていく。伊良部島の王道ビーチ。行かないと損するレベル。
渡口の浜とは?伊良部島のベストビーチ
渡口の浜は、伊良部島の南側にあるビーチ。
「伊良部島でビーチと言えばここ」って言われるぐらい、有名。宮古島エリアの中でも、トップクラスの美しさ。
基本情報
- 場所:伊良部島南側
- 長さ:約800メートル
- 形:弓状にカーブしてる
- 砂:真っ白、きめ細かいパウダーサンド
- 海:透明度が高い、エメラルドグリーン
- 特徴:遠浅、海水浴・景観向き
名前の意味
「とぐちのはま」って読む。
漢字で書くと「渡口の浜」。地元の言葉で、船が出入りする場所っていう意味らしい。昔は、ここから船が出てたのかも。
ベストビーチランキング
旅行サイトのランキングで、常に上位。
日本のベストビーチランキングにランクインしてる。沖縄の中でも、与那覇前浜ビーチと並んで評価が高い。
実際に行ったら、納得。これは確かに綺麗。
「砂が小麦粉」問題|細かすぎて取れない
渡口の浜の最大の特徴は、砂の細かさ。
これがもう、桁違い。
パウダーサンドの感触
裸足で歩くと、気持ちいい。
サラサラで、ふわふわで。粒子が細かすぎて、足が沈む。まるで、パウダースノーの上を歩いてるみたい。
「これ、本当に砂?小麦粉じゃないの?」って思った。
歩くと、キュッキュッって音がする。鳴き砂っていうのかな。こんな体験、初めて。

白すぎて眩しい
砂が真っ白。
晴れた日に行ったら、照り返しがヤバい。太陽の光が砂に反射して、目が痛い。サングラスがないと、マジで目が開けられない。
「まぶしっ!」って何度も言った。
帽子とサングラスは必須。これがないと、目と肌がやられる。
細かすぎて取れない問題
ここからが問題。
砂が細かすぎて、服に付く。タオルに付く。バッグの中に入り込む。車のシートに付く。
で、なかなか取れない。
海から上がって、シャワーを浴びて、着替えて。「よし、砂は落としたぞ」って思っても、車に乗ったら砂が出てくる。家に帰ってからも、バッグを開けたら砂が出てくる。
「まだ出てくるの?」って笑った。
嬉しい悲鳴。でも、これが渡口の浜の名物。
シュノーケルには不向き?|魚がいない理由
渡口の浜は、海が透明で綺麗。
「じゃあ、シュノーケルしたら魚がいっぱい見れるんじゃない?」って思うじゃん。
でも、違った。
海底が砂地
海に入ってみたら、わかった。
海底が、一面砂。サンゴ礁がない。岩もない。ただただ、白い砂が続いてる。
魚は、サンゴ礁とか岩場に住んでる。砂地には、ほとんどいない。
シュノーケルセットを持っていったけど、見えるのは砂だけ。綺麗な砂だけど。
「あれ?魚は?」って思った。
透明すぎて砂が見える
海の透明度は、めちゃくちゃ高い。
底まで見える。でも、見えるのは白い砂。
「透明すぎて、砂しか見えない」っていう、贅沢な悩み。
シュノーケルしたいなら中の島ビーチ
地元の人に聞いたら、「シュノーケルなら中の島ビーチがいいよ」って言われた。
中の島ビーチは、隣の下地島にある。サンゴ礁が発達してて、魚がいっぱいいる。
渡口の浜は、「海水浴・景観向き」。波打ち際で遊んだり、浮き輪でプカプカ浮いたり。そういう楽しみ方が合ってる。
ガチ泳ぎより、波打ち際でチャプチャプ。それが正解。
入り口が2つある問題|東側vs西側
渡口の浜には、入り口が2つある。
東側と西側。どっちから入るかで、雰囲気が全然違う。
東側入り口:おしゃれカフェがある
東側には、「Blue Turtle(ブルータートル)」っていうおしゃれなカフェがある。
真っ白な建物。海が見えるテラス席。スムージーとか、ステーキとか、メニューも充実。インスタ映えするカフェ。
駐車場も広い。シャワーもトイレも綺麗。売店もある。
設備が整ってるから、便利。でも、人が多い。特に夏は、観光客でいっぱい。
「混んでるな」って思った。
西側入り口:ローカルで静か
西側は、全然違う。
駐車場は小さい。シャワーとトイレは古い。売店もない。
防風林の小道を抜けて、砂浜に出る。ローカルな雰囲気。
でも、人が少ない。静か。プライベート感がある。
「こっちの方が落ち着くかも」って思った。
どっちがおすすめ?
好みによる。
設備が整ってて、カフェでゆっくりしたいなら東側。
静かに過ごしたい、人が少ない方がいいなら西側。
私は、西側の方が好き。静かだから。
照り返しが強烈|目が痛い問題
渡口の浜で一番ビックリしたのは、照り返しの強さ。
砂が白すぎて、太陽の光を反射する。その反射が、ヤバい。

サングラスがないと目が開けられない
晴れた日に行った。
砂浜に降り立った瞬間、「まぶしっ!」って思った。
目を開けてられない。太陽の光が、砂に反射して、下から照ってくる。上からも下からも。
サングラスをかけてなかったら、マジで無理だった。
「サングラス、持ってきてよかった」って心から思った。
日焼け止めも必須
照り返しが強いから、普通に日焼けする。
上からの日差しだけじゃなくて、下からの反射でも焼ける。顎の下とか、首の下とか、普段焼けない場所も焼ける。
日焼け止めは、全身にしっかり塗った方がいい。
帽子もあった方がいい
帽子も必須。
頭が熱くなる。砂からの照り返しで、下からも熱が来る。帽子がないと、頭がクラクラする。
渡口の浜は、「紫外線対策をしっかりしないとヤバいビーチ」。
Blue Turtleカフェ|海を見ながらランチ
東側入り口にある、Blue Turtle。
せっかくだから、寄ってみた。

真っ白な外観
建物が真っ白。
海の青と、空の青と、建物の白。コントラストが綺麗。インスタ映えする外観。
店の横の壁に、大きなウミガメの絵が描いてある。記念写真スポット。
テラス席が最高
テラス席に座った。
目の前に、渡口の浜が広がる。エメラルドグリーンの海。白い砂浜。
「これ、最高じゃん」って思った。
海を見ながら、ランチ。こんな贅沢な時間、なかなかない。
メニューが充実
カレーとか、ステーキとか、パスタとか。
ガッツリ食べれるメニューから、スムージーとか、ドリンクだけとか。選択肢が多い。
私は、宮古牛のハンバーグカレーを注文した。めちゃくちゃ美味しかった。
値段は、ちょっと高め。でも、ロケーションを考えたら妥当。
混んでる
人気のカフェだから、混んでる。
特にランチタイム(12時~14時)は、満席。待つこともある。
ディナーは予約した方がいい。当日予約は、ほぼ無理。
防波堤(桟橋)が映える|フォトスポット
渡口の浜の端に、防波堤がある。
コンクリートの桟橋みたいなやつ。海に突き出してる。
これが、めちゃくちゃ映える。
海に囲まれた写真が撮れる
防波堤の先端まで歩いていくと、周りが全部海。
前も、横も、後ろも。360度、海。
そこで写真を撮ると、海に囲まれてる感じになる。めちゃくちゃ綺麗。
インスタでよく見る、あの写真。あれ、ここで撮れる。
足元に注意
防波堤は、コンクリート。
滑りやすい。波が来ると、濡れる。
サンダルで行ったら、滑りそうになった。スニーカーの方がいいかも。
あと、柵がない。落ちたら普通に海。小さい子供は、絶対に目を離さない方がいい。
渡口の浜を最高に楽しむ7つのコツ
実際に行ってわかった、渡口の浜を楽しむコツをまとめておく。

① サングラス・帽子・日焼け止めは必須
照り返しがヤバいから。
サングラスがないと、目が痛い。帽子がないと、頭が熱い。日焼け止めがないと、焼ける。
紫外線対策は、しっかりと。
② シュノーケルより海水浴
魚はいないから、シュノーケルは期待しない方がいい。
波打ち際で遊ぶ。浮き輪でプカプカ浮く。そういう楽しみ方が合ってる。
ガチで泳ぎたいなら、中の島ビーチに行こう。
③ 砂が付くのは覚悟する
砂が細かすぎて、必ず付く。
服にも、車にも、バッグにも。これは、もう避けられない。
「砂が付くのは、渡口の浜の名物」って思って、諦める。
④ 静かに過ごしたいなら西側入り口
東側は混んでる。人が多い。
静かに過ごしたいなら、西側がおすすめ。人が少なくて、プライベート感がある。
設備は古いけど、トイレとシャワーはある。
⑤ Blue Turtleは時間をずらす
ランチタイム(12時~14時)は、めちゃくちゃ混む。
朝早く(11時前)か、午後遅く(15時以降)に行くと、空いてる。
ディナーは予約必須。
⑥ 防波堤で写真を撮る
インスタ映えする写真を撮りたいなら、防波堤に行こう。
海に囲まれた写真が撮れる。めちゃくちゃ綺麗。
ただし、足元に注意。滑りやすいし、柵がない。
⑦ 午前中か夕方に行く
昼間(12時~15時)は、暑すぎる。
砂が白いから、照り返しがキツイ。影もない。
午前中(9時~11時)か、夕方(16時以降)がおすすめ。光の加減も綺麗。
よくある質問(FAQ)
駐車場はありますか?
ある。無料。
東側入り口の方が広い。西側は小さい。
夏は混むから、早めに行った方がいい。
トイレ・シャワーはありますか?
ある。
東側は綺麗。西側は古い。どっちも使える。
シャワーは水。お湯は出ない。
売店はありますか?
東側にある。西側にはない。
飲み物とか、軽食とか。ビーチグッズのレンタルもある。
海水浴はできますか?
できる。
遠浅だから、小さい子供でも安心。でも、監視員はいないから、目を離さないように。
シュノーケルはできますか?
できるけど、魚はほとんどいない。
海底が砂地だから。シュノーケルしたいなら、中の島ビーチがおすすめ。
子供連れでも大丈夫ですか?
大丈夫。
遠浅だから、波も穏やか。小さい子供でも遊べる。
ただし、照り返しが強いから、日焼け対策はしっかりと。
ベストシーズンはいつ?
4月~10月。
海水浴を楽しむなら、夏(7月~9月)。でも、暑すぎる。
個人的には、5月~6月か、9月~10月がおすすめ。暑すぎず、人も少なめ。

渡口の浜は、伊良部島で一番綺麗なビーチ
渡口の浜は、伊良部島のベストビーチ。
真っ白な砂浜。透明な海。エメラルドグリーン。
砂が小麦粉みたいに細かくて、裸足で歩くと気持ちいい。照り返しが強烈で、サングラスがないと目が開けられない。シュノーケルには不向きだけど、海水浴・景観を楽しむには最高。
東側入り口には、おしゃれなBlue Turtleカフェ。海を見ながらランチができる。西側入り口は、静かでプライベート感がある。

防波堤は、インスタ映えする写真が撮れるフォトスポット。
伊良部島を訪れるなら、渡口の浜は外せない。
砂が服に付いて、なかなか取れないのは、嬉しい悲鳴。「また行きたい」って思えるビーチ。
サングラス・帽子・日焼け止めを持って、渡口の浜に行ってきてほしい。

