伊良部島仲地のコンテナ食堂でアサリ出汁の宮古そば
初めて港食堂ニュー浜やに行ったのは、伊良部島をドライブしていた時だった。伊良部大橋を渡って島に入って、仲地エリアを走っていたら、コンテナを改装した店が目に入って「コンテナ?面白い」って思って近づいた。
白いコンテナに「港食堂ニュー浜や」って看板があって、おしゃれな雰囲気だった。メニューを見たら「アサリ宮古そば」って文字が目に入って「アサリ出汁の宮古そば?珍しいな」って思った。普通の宮古そばはカツオと豚骨の出汁だから、アサリ出汁って初めて聞いた。
店に入って注文して「アサリ宮古そば、お願いします」って言ったら、10分くらい待って運ばれてきたそばは、透き通った黄金色のスープで、アサリの貝殻がいくつも入っていて、三枚肉と柚子皮も乗っている。一口スープを飲んで「あ、これ美味しい」って思った瞬間、アサリの出汁がめちゃくちゃ効いていて、優しい味なのに旨味がすごいって感じた。
麺ももちもちしていて、スープと絡んで美味しくて、三枚肉も柔らかくて「これ、普通の宮古そばとは全然違うな」って思った。アサリ出汁だからあっさりしているけど、旨味は深い。
この記事では、港食堂ニュー浜やの魅力について、実際に何度も通った経験をもとに詳しく紹介していく。アサリ宮古そば、カツオのタタキ、マグロの漁師造り、全部書いていくので、伊良部島に行く予定がある人は絶対に港食堂ニュー浜やに立ち寄ってほしい。アサリ出汁の宮古そばを食べて、伊良部島の新しい味に出会う最高の時間を過ごせるはずだ。
港食堂ニュー浜やは仲地エリアのコンテナ食堂
港食堂ニュー浜やは、伊良部島の仲地エリアにある、コンテナを改装した食堂だ。

コンテナを改装したおしゃれな店
外観はコンテナそのものだけど、おしゃれに改装されていて、白いコンテナに店名が書かれているシンプルなデザインが目立つ。「コンテナで食堂?」って最初は驚いたけど、中に入るとちゃんとした食堂で、テーブルと椅子が並んでいて清潔感がある。
コンテナだから店内はそんなに広くないけど、落ち着いて食事ができる空間になっている。私も最初はコンテナって聞いて「狭いのかな」って思ったけど、実際に入ってみたら快適だった。
2023年12月オープンの新しい店
港食堂ニュー浜やは2023年12月にオープンしたばかりで、まだ新しい店だ。オーナーは2020年に大阪から宮古島に移住した人で、関西弁で新品のことを「さら」って言うのと、佐良浜の「さら」をかけて「ニュー浜や」って名前にしたらしい。
新しい店だから設備も綺麗だし、店内も清潔に保たれている。オープンして間もないのに、既に地元の人や観光客に人気の店になっている。
営業時間と定休日
営業時間:8:00~18:00(ラストオーダー17:30)
定休日:年中無休(たまに休み)
朝8時から営業しているから、朝そばが食べられるのが嬉しい。沖縄では朝からそばを食べる習慣があって、朝そばって言うんだけど、港食堂ニュー浜やでも朝から営業しているから、朝食に立ち寄れる。
18時まで営業しているから、昼だけじゃなくて夕方にも立ち寄れる。年中無休って書いてあるけど、たまに休みがあるらしいから、行く前にInstagramで確認した方が確実だ。
場所とアクセス
住所:沖縄県宮古島市伊良部仲地282-3
電話:0980-79-8971
アクセス:伊良部大橋から車で約5分
港食堂ニュー浜やは伊良部島の仲地エリアにあって、伊良部大橋を渡って島に入ってから車で約10分の場所だ。
駐車場は10台以上停められるスペースがあって、広いから満車になることはほぼない。私も何度も行っているけど、駐車場が満車だったことは一度もない。
伊良部島をドライブしている時に立ち寄りやすい場所にあるから、観光の途中に気軽に訪れられる。
アサリ出汁の宮古そばが看板メニュー
港食堂ニュー浜やの看板メニューは、アサリ宮古そばで、これを食べずには帰れない。
普通の宮古そばとの違い
普通の宮古そばはカツオと豚骨の出汁で、濃厚でコクがある味わいだけど、港食堂ニュー浜やのアサリ宮古そばはアサリ出汁だから、あっさりしているのに旨味がすごい。
アサリの貝殻がそのままスープに入っていて、見た目もインパクトがある。最初は「貝殻ごと入ってる」って驚いたけど、これがアサリの風味をしっかり出しているんだと分かった。
宮古島産のカツオ節とアサリ、豚から出汁を取っているから、複雑な旨味が重なっている。カツオ出汁の宮古そばとは全く違う美味しさで、新しい宮古そばの形だと思う。
スープの美味しさが際立つ
スープがめちゃくちゃ美味しくて、透き通った黄金色のスープはアサリの出汁がしっかり効いている。飲んだ瞬間に「あ、これ美味しい」って思って、優しい味なのに深い旨味があって、何杯でも飲める。
カツオ出汁の宮古そばも好きだけど、アサリ出汁も負けていない。むしろ別の美味しさがあって、あっさりしているから朝食にも向いていると思う。
私も何度もリピートしているけど、毎回スープを全部飲み干してしまう。それくらい美味しい。
三枚肉と柚子皮がいいアクセント
アサリ宮古そばには三枚肉と柚子皮が乗っていて、三枚肉は柔らかくてジューシーで、脂身と赤身のバランスがちょうどいい。沖縄の三枚肉は豚の角煮のような感じで、じっくり煮込まれているから、箸で簡単にほぐれる。
柚子皮がいいアクセントになっていて、爽やかな香りがアサリの出汁と相性抜群だ。柚子皮がなかったら、ただあっさりしているだけかもしれないけど、柚子皮があることで、味に深みが出ている。
もちもちの手揉み麺
麺は久松製麺の生麺を店で手揉みして、もちもちのちじれ麺に仕上げている。手揉みだから麺に凹凸があって、スープがよく絡む。
もちもちした食感が心地よくて、噛むと麺の甘みも感じられる。沖縄そばの麺は柔らかめが多いけど、港食堂ニュー浜やの麺はコシがあって、食べ応えがある。
私も麺の食感が好きで、スープと一緒に食べると、もちもち感とアサリの旨味が口の中で広がって、幸せな気持ちになる。
カツオのタタキも絶品
アサリ宮古そば以外にも、カツオのタタキがおすすめだ。

新鮮なカツオを使用
伊良部島はカツオ漁が盛んな島で、佐良浜港ではカツオの水揚げ量が県内でもトップクラスだ。港食堂ニュー浜やでは、そんな新鮮なカツオを使ったカツオのタタキが食べられる。
カツオのタタキは表面だけを炙って、中は生の状態で、新鮮だからこそできる調理法だ。私もカツオのタタキを注文したことがあるけど、めちゃくちゃ美味しかった。
ニンニクと生姜でさっぱり
カツオのタタキにはニンニクと生姜が添えられていて、さっぱりした味わいになっている。カツオの脂の旨味と、ニンニクと生姜の風味が合わさって、食欲をそそる。
ポン酢をかけて食べると、更にさっぱりして、何枚でも食べられる。私もカツオのタタキとアサリ宮古そばを一緒に注文して、両方楽しむことが多い。
お酒にも合う
カツオのタタキはお酒にも合うから、昼間からビールと一緒に楽しむのもいい。伊良部島の泡盛「豊年」と一緒に食べるのも、島の味を満喫できておすすめだ。
私も一度、昼間から泡盛を飲みながらカツオのタタキを食べたことがあるけど、最高の時間だった。
マグロの漁師造りも人気
マグロの漁師造りも港食堂ニュー浜やの人気メニューで、新鮮なマグロを豪快に味わえる。
漁師スタイルの盛り付け
漁師造りは、もともと船の上で漁師が捕獲した魚を豪快にさばいて、味付けした海鮮丼のことで、港食堂ニュー浜やでは伝統の秘伝ごまだれで味付けされている。
盛り付けも豪快で、たっぷりのマグロが丼に乗っている。マグロの赤身の鮮やかな色が食欲をそそる。
秘伝のごまだれが美味しい
秘伝のごまだれがめちゃくちゃ美味しくて、マグロの旨味を引き立てている。ごまだれは甘めで、マグロの赤身とよく合う。
私もマグロの漁師造りを食べたことがあるけど、ごまだれの味が絶妙で、マグロがさらに美味しくなる。
お茶漬けにもできる
仕上げに熱々の出汁をかけて、お茶漬けにもできるから、スタッフに声をかければ出汁を持ってきてくれる。最初は丼として食べて、途中からお茶漬けにすると、2つの味わいを楽しめる。
私もお茶漬けにして食べたことがあるけど、出汁がマグロとごまだれに絡んで、サラサラと食べられて美味しかった。
メニューは他にも豊富
港食堂ニュー浜やには、他にもいろんなメニューがある。
定食メニュー
マグロ丼、カツオ丼、海鮮丼など、新鮮な魚を使った丼ものが豊富だ。どれも伊良部島で獲れた新鮮な魚を使っているから、味は間違いない。
定食には味噌汁と小鉢が付いてくるから、バランスよく食事ができる。私も定食を注文することがあるけど、ボリュームもあって満足できる。
一品料理
カツオのタタキ、刺身盛り合わせ、ゴーヤチャンプルーなど、一品料理も充実している。お酒を飲みながら、いろんな料理をつまむのも楽しい。
私も友達と一緒に行った時は、いろんな一品料理を頼んで、シェアしながら食べた。どれも美味しくて、話が弾んだ。
ドリンクメニュー
オリオンビール、泡盛、ソフトドリンクなど、ドリンクメニューも揃っている。伊良部島の泡盛「豊年」も置いてあるから、島のお酒を楽しめる。
私もビールを飲みながら食事をすることが多くて、暑い日にキンキンに冷えたビールを飲むのは最高だ。
コンテナ食堂ならではの雰囲気
港食堂ニュー浜やは、コンテナ食堂ならではの雰囲気が魅力だ。

カジュアルで入りやすい
コンテナだからカジュアルな雰囲気で、気軽に入りやすい。高級レストランみたいに緊張することもないし、ラフな格好で立ち寄れる。
観光の途中にふらっと立ち寄れる感じが、旅行者にとっては嬉しい。私も水着の上にTシャツを着ただけで入ったことがあるけど、全然問題なかった。
おしゃれな空間
カジュアルだけど、おしゃれな空間になっている。白いコンテナに木のテーブルと椅子が並んでいて、シンプルだけど洗練されたデザインだ。
SNS映えする写真も撮れるから、若い人にも人気がある。私も写真を撮って、Instagramに投稿したことがある。
アットホームな接客
スタッフの接客がアットホームで、温かい雰囲気がある。オーナーが大阪から移住してきた人だからか、親しみやすい接客をしてくれる。
私も何度も通っているうちに、スタッフと顔見知りになって「また来てくれたんですね」って声をかけてもらえるようになった。こういう温かさが、リピーターを増やしているんだと思う。
港食堂ニュー浜やに行く時の注意点
港食堂ニュー浜やに行く時の注意点をいくつか挙げておく。
営業日を確認する
年中無休って書いてあるけど、たまに休みがあるから、行く前にInstagramで営業日を確認した方がいい。私も一度、行ったら休みだったことがあって、それ以降は必ずInstagramをチェックするようにしている。
Instagramのアカウントは@newhamayaで、営業時間や定休日の変更があれば投稿されているから、フォローしておくと便利だ。
昼時は混む
昼時(12時~13時頃)は混むことがあって、待つこともある。早めに行くか、時間をずらして行くと、スムーズに入れる。
私も昼時に行った時は、少し待ったことがあるけど、それでも10分くらいだった。コンテナだから席数が限られているから、混雑する時間帯は避けた方が無難だ。
現金払いのみの可能性
キャッシュレス決済に対応しているか確認できなかったから、念のため現金を持って行った方がいい。沖縄の小さな店は現金払いのみのところも多いから、事前に現金を用意しておくと安心だ。
私も現金を持って行くようにしていて、ATMが近くにないから、事前に準備しておくことをおすすめする。
レンタカーが必要
公共交通機関で行くのは難しいから、レンタカーが必要だ。伊良部島は車がないと移動が不便だから、宮古島でレンタカーを借りて、伊良部大橋を渡って行く。
駐車場は広いから、停める場所には困らない。私もいつもレンタカーで行っている。
周辺の観光スポットと合わせて訪れる
港食堂ニュー浜やの周辺には他にも観光スポットがあるから、合わせて訪れるといい。
伊良部大橋
港食堂ニュー浜やから伊良部大橋まで車で5分くらいで、伊良部大橋は全長3,540メートルの日本最長の無料通行橋だ。橋の上からの景色も絶景だから、食事の前後に橋を渡るのもおすすめだ。
橋の上から見る宮古ブルーの海は、一生に一度は見ておきたい景色だと思う。
渡口の浜
港食堂ニュー浜やから車で10分くらいの場所にある渡口の浜は、伊良部島で最も有名なビーチだ。食事の後にビーチでのんびりするのもいい。
白砂のビーチとエメラルドグリーンの海が美しくて、泳ぐのも、砂浜を歩くのも気持ちいい。
よくある質問と回答
港食堂ニュー浜やについて、よく聞かれる質問をまとめて答えておく。
Q1: 港食堂ニュー浜やはどこにある?
伊良部島の仲地エリアにある。佐良浜港とは別の場所。
Q2: 営業時間は?
8:00~18:00(ラストオーダー17:30)。
Q3: 定休日は?
年中無休だけど、たまに休みがある。Instagramで確認した方がいい。
Q4: 駐車場はある?
ある。10台以上停められる。
Q5: 看板メニューは?
アサリ宮古そば。
Q6: 他にどんなメニューがある?
カツオのタタキ、マグロの漁師造り、海鮮丼など。
Q7: 価格帯は?
アサリ宮古そばは800円くらい。リーズナブルな価格帯。
Q8: 予約は必要?
必要ない。ただし昼時は混むことがある。
Q9: 子供連れでも大丈夫?
大丈夫。カジュアルな雰囲気で入りやすい。
Q10: 朝食に立ち寄れる?
立ち寄れる。朝8時から営業している。
Q11: クレジットカードは使える?
確認できなかったから、現金を持って行った方が安心。
Q12: 佐良浜港から近い?
佐良浜港とは別の場所にある。仲地エリアにある。
新しい宮古そばの形を体験してほしい
港食堂ニュー浜やを何度も訪れて最も強く感じたのは、ここは新しい宮古そばの形を提案している店だっていうことだった。
宮古そばと言えばカツオと豚骨の出汁が定番だけど、港食堂ニュー浜やはアサリ出汁を使って、全く新しい宮古そばを作り出している。アサリの貝殻がそのままスープに入っている見た目のインパクトもあるし、優しくて深い旨味のスープは、一度食べたら忘れられない味だ。
私も最初は「アサリ出汁の宮古そば?」って半信半疑だったけど、実際に食べてみたら、その美味しさに驚いた。あっさりしているのに旨味が深くて、カツオ出汁の宮古そばとは全く違う美味しさがある。どちらが良いかって話じゃなくて、両方が違う美味しさを持っていて、両方を楽しむべきだと思う。
麺も手揉みでもちもちのちじれ麺に仕上げていて、スープとよく絡む。三枚肉は柔らかくてジューシーで、柚子皮の爽やかな香りがいいアクセントになっている。全ての要素が完璧にバランスが取れていて、計算された美味しさだ。
コンテナを改装した店っていう斬新なスタイルも、港食堂ニュー浜やの魅力だ。カジュアルで入りやすいけど、おしゃれな空間になっていて、観光客も地元の人も気軽に立ち寄れる。アットホームな接客も心地よくて、何度も通いたくなる。
オーナーが大阪から移住してきて、2023年12月にオープンしたばかりの新しい店だけど、既に地元の人や観光客に愛されている。それは料理の美味しさと、居心地の良い空間と、温かい接客があるからだと思う。
伊良部島には美味しい食堂がたくさんあるけど、港食堂ニュー浜やは特別だ。アサリ出汁の宮古そばという新しい味に挑戦していて、それが成功している。伊良部島に来たら、絶対に港食堂ニュー浜やに立ち寄ってほしい。
伊良部大橋を渡って島に入って、仲地エリアを走っていると、白いコンテナの店が見えてくる。そこが港食堂ニュー浜やだ。駐車場に車を停めて、店に入って、アサリ宮古そばを注文する。10分くらい待って、運ばれてきたそばの香りを嗅いで、スープを一口飲む。その瞬間、アサリの旨味が口の中に広がって「ああ、これだ」って思うはずだ。
もちもちの麺をすすって、柔らかい三枚肉を食べて、柚子皮の香りを楽しむ。スープを全部飲み干して、満足した顔で店を出る。そして「また来よう」って思う。
港食堂ニュー浜やは、そういう店だ。一度行ったら、また行きたくなる。アサリ出汁の宮古そばは、一度食べたら忘れられない味だ。
新しい宮古そばの形を、ぜひ体験してほしい。伊良部島の新しい名店で、新しい味に出会ってほしい。カジュアルで入りやすい店だから、気軽に立ち寄ってほしい。そして、アサリ出汁の宮古そばを食べて、その美味しさを実感してほしい。
港食堂ニュー浜やは、伊良部島に来たら必ず訪れるべき店だと、自信を持って言える。



