伊良部島の美しくて最高な観光スポットを徹底紹介!おすすめ8選

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美しくて最高な観光スポット 観光

伊良部島に初めて行ったとき、「こんな場所が日本にあったのか」と思った。

宮古島から伊良部大橋を渡ってすぐ、車を止めて海を眺めた。エメラルドグリーンから深いブルーへ、水の色が目の前で変わっていく光景に、しばらく動けなかった。「何もないって聞いてたけど、全然違う」と連れの友人が言った。そのとき心の中で「そうだよ、そういうことだよ」と思ったけれど、うまく言葉が出なかった。

伊良部島は宮古島の隣にある小さな島だ。2015年に伊良部大橋が開通するまで、船でしか渡れなかった。今は車で渡れるようになって観光客も増えたけれど、それでも宮古島本島と比べると人が少なく、手つかずの自然がたっぷり残っている。「何もない」と言う人もいるけれど、実際に来てみると観光スポットの密度が思った以上に高い。

この記事では、伊良部島でぜひ訪れてほしいおすすめの観光スポット8選を、実際に何度も訪れた体験をもとに紹介していく。絶景・海・パワースポット・歴史--それぞれに個性のある場所を集めたので、旅のプランを立てる参考にしてほしい。


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伊良部島の魅力を再発見!おすすめ観光スポット8選

①絶景ドライブ!伊良部大橋

伊良部大橋

宮古島と伊良部島を結ぶ全長3,540メートルの橋で、無料で通れる橋としては日本最長だ。2015年1月に開通して以来、沖縄でも有名な絶景スポットの一つになっている。

橋を渡り始めると、宮古ブルーの海が左右に広がる。水の透明度が高く、浅瀬の部分はエメラルドグリーン、深いところは濃いコバルトブルーと、色が変わっていくのが走りながらでもわかる。天気が良い日は、橋の上から池間島や来間島まで見えることもある。

車で渡る場合、橋の上での停車は禁止されているので注意してほしい。でも橋の宮古島側にある「橋名板」の前は写真スポットとして有名で、ここで記念撮影している旅行者は多い。夜はライトアップもされるので、昼と夜で違う顔を見せてくれる場所でもある。

初めて渡ったとき、橋の欄干が低く感じてちょっと怖かった。でも慣れてくると、海の上を飛んでいるような感覚が気持ちよくて、一周して戻ってきたくらいだ。


②白砂の楽園!渡口の浜

伊良部 渡口の浜 まぶしい

伊良部島を代表する白砂ビーチで、透明度の高い海と弧を描く砂浜が美しい絶景スポット。「渡口の浜」と書いて「とぐちのはま」と読む。

白い砂はパウダーのように細かく、歩くと足がすっと沈む感覚がある。波は穏やかで、水深が浅い場所も多いので子供連れや泳ぎが苦手な方でも安心して入れる。沖の方まで透明度が高く、シュノーケリングをするとサンゴ礁や熱帯魚が見られる。

ビーチには駐車場があって、トイレやシャワー設備も整備されている。売店が近くにあることもあり、手ぶらで来ても過ごしやすい。

ただ一つだけ言っておくと、混雑する時期(7~8月)は駐車場が埋まりやすい。午前中の早い時間に行くか、シーズンを外した春や秋に行くと、少人数でビーチを満喫できる。私が一番好きなのは、4月の朝に行って誰もいない渡口の浜でぼーっとしている時間だ。


③神秘的なスポット!通り池

伊良部 通り池 座れる

伊良部島ではなく、隣の下地島にあるスポットだが、伊良部島から車で10分ほどで行けるので合わせて紹介したい。海岸沿いにある大小2つの円形の池が並んでいて、「国の名勝及び天然記念物」にも指定された特別な場所だ。

通り池が神秘的な理由は、2つの池が地面の下でつながっていて、さらに外洋の海にも通じているという構造にある。だから「通り池」という名前がついた。潮の満ち引きによって池の水位が変わり、晴れた日と曇りの日、朝と夕方で池の色がまるで違う表情を見せる。水色のこともあれば、深い藍色になることもある。

ダイバーの間では世界的に有名な場所で、池の中にはカスミチョウチョウウオやオニイトマキエイなど珍しい生物も生息している。地上から遊歩道を歩いて観察するだけでも、池のあの深さと静けさは十分に伝わってくる。

初めて訪れたとき、池を覗き込んで少しだけ怖くなった。吸い込まれそうな深い藍色が、底なしに感じたから。でもその怖さと美しさが同居しているのが通り池の魅力だと思う。


④まるで天然の水族館!中の島ビーチ

伊良部 中の島 岩場

「カヤッファビーチ」とも呼ばれる、伊良部島屈指のシュノーケリングスポット。100種類以上の熱帯魚が生息するサンゴ礁が広がっていて、シュノーケルをつけて海に入ればすぐに魚たちに会える。

ビーチ自体はこぢんまりしていて、大きなリゾートビーチとは違う素朴な雰囲気がある。波が穏やかで水深もそれほど深くないため、初心者や子供連れでも安心して楽しめる。カラフルなサンゴと熱帯魚を見ながら漂う体験は、宮古島エリアでも随一の満足度だと思う。

ただ、設備面は最低限なので準備はしっかりしていってほしい。シュノーケリング器材をレンタルできる場所が近くにあるかどうかは確認が必要で、事前にショップのツアーを利用するのもおすすめだ。

私はここで初めてウミガメに遭遇した。海岸のすぐ近くにいて、びっくりするくらい悠然と泳いでいた。あの瞬間は今でも鮮明に覚えている。


⑤360度の絶景!牧山展望台

牧山展望台

伊良部島で最も高い場所にある展望台で、島内の観光スポットの中でも外せない場所のひとつだ。展望台の建物は、毎年秋に伊良部島へ飛来する渡り鳥・サシバが翼を広げた姿を模したデザインになっている。

展望台からは宮古島、来間島、池間島、伊良部大橋、そして周囲の海が一望できる。晴れた日は遠く石垣島の方向まで見渡せることもあるとか。エメラルドグリーンと深いブルーが混ざり合う宮古の海を、高台から見下ろす景色は圧巻の一言だ。

展望台の周辺には遊歩道が整備されていて、ハイビスカスやブーゲンビリアなど南国の花々が咲いている。ゆっくり散策するだけで30分は楽しめる。昼間の絶景も素晴らしいが、夕日の時間帯に来るとまた違う顔が見られる。空が橙色に染まって、宮古ブルーの海との対比がとにかく美しい。

入場料は無料。駐車場もある。車でのアクセスが基本になるが、島内をサイクリングで回る旅行者がここで休憩するのもよく見る光景だ。


⑥パワースポット!ヌドクビアブ

伊良部 ヌドクビアブ

さとうきび畑の中にひっそりとたたずむ縦穴の洞窟で、宮古島市の指定史跡にもなっている。「ヌドクビ」は現地の言葉で「喉首」、「アブ」は「洞窟・縦穴」を意味する。名前の通り、まるで地面の喉に飲み込まれるような深さ22メートルの縦穴だ。

入口には急な階段があって、降りていくにつれて涼しさが増す。内部は琉球石灰岩が溶けてできた鍾乳洞のような構造で、岩が垂れ下がる神秘的な空間が広がっている。ガジュマルの根が地表から垂れ込み、洞窟の天井を這っている光景は独特の雰囲気がある。

戦時中には日本軍が防空壕として使用した歴史もあり、その静寂な空間に立つと、いろんなことを考えさせられる。パワースポットとして訪れる人も多く、確かに特別な気配を感じる場所だ。

注意点として、内部は滑りやすいので履き慣れたスニーカーで行くこと。また、照明がないので明るい昼間に訪れるのがベスト。初めて行ったとき、草に隠れていて入口を見落としそうになった。看板を頼りに丁寧に探してほしい。


⑦夕陽が美しい!佐和田の浜

佐和田の浜 風景

「日本の渚100選」にも選ばれた伊良部島北岸のビーチで、夕日観賞スポットとして有名だ。干潮時には無数の巨大な岩(転石)が姿を現し、岩の間に夕陽が沈んでいく光景は、言葉が出ないほど美しい。

宮古島のダイビングスポットとしても知られていて、かつては津波によって海底から打ち上げられたとも言われる大きな岩石が点在する独特の海岸線は、沖縄のどのビーチとも異なる風景だ。

夕日を見るなら17時~18時頃が狙い目(季節によって変わるので確認を)。佐良浜港からも近く、ツアー後に立ち寄れる場所としても使いやすい。ただ駐車スペースが限られているので、繁忙期の夕暮れ時は少し早めに来るといい。

雰囲気がリゾートっぽくない分、観光客が少なめでゆっくりできる。地元の人もよく散歩しているエリアで、そういう日常の空気が漂っているのがまた好きだ。


⑧隠れた名所!フナウサギバナタ

伊良部 フナウサギバナタ   期待

伊良部島北部の断崖絶壁にある展望台で、名前の読み方と意味を初めて知ったとき、なんてロマンチックなんだろうと思った。「フナウサギバナタ」とは伊良部島の方言で「船を見送る岬」という意味だ。かつて離島から旅立つ家族や漁師を見送った場所として、島の歴史と深く結びついている。

高台からは、コバルトブルーの海とサンゴ礁の浅瀬が作るグラデーションを一望できる。かつてはサシバをモチーフにした大きな建造物がシンボルだったが、塩害による老朽化で2019年に撤去され、現在は展望台のみとなっている。それでも眺めの良さは健在で、天気の良い日は他の離島まで見渡せる。

伊良部大橋からドライブで15分ほど。島の北側をぐるっと回るルートに組み込みやすく、通り池とセットで訪れる人が多い。穴場感があって混んでいないので、ゆっくり景色を楽しめる場所だ。


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伊良部島のおすすめアクティビティ

観光スポットを巡るだけじゃなく、伊良部島の海を体で感じる体験もぜひ。

シュノーケリングは宮古島エリアで最も人気のあるアクティビティで、中の島ビーチや青の洞窟(サファイアケイブ)周辺が特に有名。透明度の高い海中でサンゴ礁や熱帯魚を観察できる。3歳から参加できるツアーもあって、初心者でも安心だ。

SUP(スタンドアップパドルボード)は、海の上に立ってパドルを漕ぐアクティビティ。伊良部島周辺の穏やかな海域は初心者にも向いていて、シーカヤックとのセットプランも人気がある。

ダイビングに関しては、通り池や青の洞窟周辺が世界的なダイビングスポットとして知られている。ライセンスを持つ方はもちろん、体験ダイビングで初めて潜る方にも対応したショップが複数ある。

体験型として面白いのが、牧山展望台周辺の遊歩道を散策しながら南国の鳥を探すバードウォッチングだ。秋(10月~11月)にはタカ科の渡り鳥・サシバが大量に飛来する時期で、伊良部島の空を群れが渡っていく光景は圧巻。地元の方言で「鷹柱(たかばしら)」と呼ばれる現象で、島の秋の風物詩になっている。

牧山展望台の遊歩道で南国の花を眺めながら散策

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伊良部島のおすすめグルメスポット

観光スポットを巡りながら、地元のグルメも楽しんでほしい。

地元の味!宮古そば

沖縄の食文化の代表格・沖縄そばだが、宮古そばはその中でも独特のスタイルを持っている。麺が細めで、スープはあっさりとしたかつおベースが多い。具材のラフテー(豚の角煮)が麺の下に隠れているのが宮古そばの特徴で、「宝探し」なんて言われることもある。

佐良浜エリアには昔ながらの食堂が点在していて、地元の方が通う素朴な宮古そばを出すお店がある。観光地化されすぎていないのが逆に好きで、ランチどきに入ると地元のおじいやおばあが普通に食べていたりする。そういう空気感が、食事をおいしくしてくれる気がする。

新鮮な海の幸を楽しむ

佐良浜漁港は漁師町の雰囲気が今も色濃く残るエリアで、水揚げされたばかりの鮮魚を食べられる食堂がある。カツオやマグロの丼、海鮮刺し盛り、地元のカジキ料理など、宮古島エリアならではの海の幸が楽しめる。「魚市場いちわ」などは桶盛りの海鮮丼が有名で、たくさんの種類をちょっとずつ味わえるのがうれしい。

ツアーから帰ってきた後にここで食べる一杯は、格別においしい。海の中を見て、海の幸を食べる--この流れが伊良部島旅行の定番コースになっている。

おしゃれカフェでリラックス

伊良部島には海を眺めながらランチやカフェタイムを楽しめるおしゃれなカフェも増えてきた。ソラニワホテル&カフェは高台に位置していて、テラス席から宮古ブルーの海を一望しながら食事ができる。宮古牛ハンバーグや島野菜を使ったプレートが人気で、雰囲気も落ち着いている。

こういうカフェで、何も予定を入れずにコーヒーを飲みながら2時間くらい過ごすのが、伊良部島旅行の醍醐味の一つだと思う。観光スポットを次々に回る旅も楽しいけれど、何もしない時間が一番の贅沢だったりする。


伊良部島の観光モデルコース

日帰りコース(半日~1日)

伊良部大橋を渡ったら、そのまま渡口の浜へ。午前中のビーチは人が少なくて最高だ。その後牧山展望台で島全体を見渡しつつ、ドライブがてらフナウサギバナタへ。下地島側に渡って通り池を散策したら、中の島ビーチ周辺でランチ休憩。午後は中の島ビーチでシュノーケリングを楽しみ、夕暮れ前に佐和田の浜へ移動してサンセットを眺める。このルートなら8つのスポットのうち6つを1日でまわれる。車があれば全スポット間は移動30分以内におさまるものがほとんどなので、無理なく回れるはずだ。

渡口の浜でのんびりしすぎて、午後のスケジュールが押せ押せになる--これが伊良部島旅行あるあるだ。計画は少し余裕を持って組んでおくことをおすすめする。

2日間プラン

1日目は上のルートでメインスポットを制覇。2日目はヌドクビアブと青の洞窟ツアーを組み合わせて、島の自然と歴史を深掘りする。佐良浜エリアの食堂でカツオやマグロの海鮮丼を食べたり、地元のパン屋でのんびり過ごしたりする余裕が生まれる。2日あると「観光」から「島に滞在する」感覚になってきて、帰りたくなくなるのが困りものだ。

伊良部島に宿泊できるホテルや民宿も増えていて、島に泊まると早朝の渡口の浜や深夜の星空を経験できる。宮古島エリアは光害が少なく、夜の星空は都市では絶対に見られないレベルの美しさだ。

家族向けの楽しみ方

子連れ旅行なら、渡口の浜の海水浴と牧山展望台の散策は定番として外せない。中の島ビーチのシュノーケリングは、初めて熱帯魚を目にした子供が大興奮するスポットで、家族旅行の思い出に残りやすい体験だ。通り池は小学生以上であれば一緒に見学できる(ただし遊歩道で転ばないよう注意を)。ヌドクビアブの急な階段は小さな子供には難しいので、無理せず別の日に大人だけで行くのも一つの手だ。


伊良部島のベストシーズンと注意点

訪れるなら春(3~5月)か秋(10~11月)がおすすめ

夏(7~8月)は海のコンディションが最高だが、旅行者が集中してレンタカーやツアーが埋まりやすい。春と秋は観光客が少なく、ビーチも展望台もゆったり楽しめる。特に10月は渡り鳥・サシバが大量に飛来する季節で、島の上空を渡っていく群れは伊良部島ならではの絶景だ。

冬(12~2月)は海水浴には向かないが、ホエールウォッチングができるシーズン。宮古島近海にザトウクジラが回遊してきて、ボートに乗って観察するツアーが人気を集める。

移動はレンタカーが基本

伊良部島には公共交通機関がほとんどない。観光スポット同士の距離もあるので、レンタカーは最初から確保しておくのが鉄則だ。繁忙期は宮古空港でレンタカーが枯渇するので、ツアーやホテルと同時に手配することを強くおすすめする。


よくある質問

Q. 伊良部島の観光に何日必要?
半日でも主要スポットを数カ所まわれるが、1~2日あるとじっくり楽しめる。アクティビティ(シュノーケリングやダイビング)も加えるなら2日を確保したい。

Q. 子供連れでも楽しめる?
渡口の浜・牧山展望台・フナウサギバナタは子連れにも向いている。中の島ビーチは波が穏やかで水深も浅いため子供のシュノーケリングにも適している。ヌドクビアブは急な階段があるため小さな子供連れには注意が必要。

Q. 所要時間の目安は?
各スポットは15~30分で見て回れる場所が多い。車でのアクセスを含め、8スポット全部を回ると丸1日かかる。

Q. 駐車場はある?
渡口の浜・牧山展望台・通り池・佐和田の浜などは駐車場が整備されている。フナウサギバナタは駐車スペースが限られるので、混雑時は早めに行くほうがいい。


まとめ

伊良部島の観光スポットは、ひとつひとつが個性的で飽きない。橋から始まる絶景ドライブ、透明すぎる白砂ビーチ、神秘的な縦穴洞窟、断崖絶壁からの眺め--それぞれがまったく違う体験を与えてくれる。「日本最長の無料の橋」「国の天然記念物に指定された池」「船を見送る岬」……どれも伊良部島という小さな島にしかないものばかりだ。

車があれば、宮古島から日帰りでも十分に楽しめる。でも1泊すると、夕日が沈んだ後の静けさや、朝のビーチに誰もいない時間を経験できて、また来たくなる島になる。

伊良部島は、派手なリゾートとは少し違う。でも、そのひっそりとした美しさの中に、何度来ても見つけられる新しいものがある。宮古島旅行のルートに、ぜひ伊良部島をまるごと組み込んでほしい。

夕暮れの佐和田の浜で岩場に座りながらサンセットを眺めている

あの夕日の色は、一度見たら忘れられない。あなたにも、あの光景を見てほしい。