大竹中洞穴(ウブドゥミナカ洞穴)は、伊良部島の土地改良区内、サトウキビ畑に囲まれた場所にある宮古島市指定天然記念物(地質)です。石灰岩が溶食して地表が陥没した、しゃもじ型の広いすり鉢状の凹地(陥没ドリーネ)の崖面に、横穴の洞がぽっかりと口を開けています。この横穴洞とドリーネの形成は伊良部島の地質を知るうえで貴重とされます。1977年に琉球大学の調査でミヤコノロジカの化石片が、1999年には人の歯の化石が発見され、太古の琉球列島と人類の移動を考えるうえで重要な遺跡でもあります。現在は看板が設置され、Googleマップにも掲載されて見つけやすくなっています。農道脇の茂みから狭く急な斜面を降りる必要があり、洞穴外観の見学はできますが内部は落石・転落の危険があり立入は避けてください。
地図・アクセス
基本情報
- 所在地(島)伊良部島
- 住所沖縄県宮古島市伊良部
- 営業/来訪可能時間24時間(常時開放)※屋外の史跡・洞穴で施設管理者・ゲート等はありません。日没後は足場が見えず危険なため、日中の明るい時間帯のみの見学を推奨します。
- 定休日なし(常時開放)
- 料金無料
- 駐車場なし(専用駐車場なし)。周辺はサトウキビ畑の中の農道で、農作業車の通行・作業の妨げにならないよう、農道脇の広くなった路肩に短時間停める形になります。土地改良区・農地のため駐停車位置に十分配慮してください。
- 問合せ先宮古島市教育委員会 生涯学習振興課(文化財係) 0980-72-3764
訪問時の注意・持ち物
農道脇の茂みから陥没ドリーネの崖面へ向け、狭く急な斜面を降りる必要があり、滑落・転倒の危険があります。雨天直後や朝露で濡れた斜面は特に滑りやすく危険です。滑りにくい運動靴・トレッキングシューズを履き、両手が空くよう荷物は最小限に。洞穴内部は落石・崩落・足元の不安定さがあり、内部への立入は避け、外観の見学にとどめてください。亜熱帯の茂みのため夏季はアブ・蚊・ハブ等への警戒が必要で、長袖長ズボン・虫よけを推奨します。日没後は足場が全く見えず危険なので日中のみ。周辺は私有地を含む農地・土地改良区のため、畑やサトウキビに立ち入らず、農作業の妨げにならないよう配慮してください。文化財・化石は採取・持ち出し禁止です。トイレ・自販機はないため事前に済ませてください。小さなお子さま連れの方へ
0〜6歳の小さなお子さま連れには不向きです。茂みから狭く急な斜面を降りる必要があり、足場が悪く滑落の危険があるため、ベビーカーは使えず抱っこでも危険です。洞穴内部は落石・転落の恐れがあり立入できません。日陰のない農道で夏は虫も多く、トイレや休憩設備もありません。地質・化石に関心のある小学生以上のお子さまと保護者同伴であれば学びの場になりますが、未就学児を連れての見学は避け、佐和田の浜など安全に過…近くのスポット
よくある質問
Q.洞穴の中に入って見学できますか。
A.内部への立入は避けてください。落石や崩落、足元が不安定で転落の危険があります。崖面に口を開けた洞穴の外観を見学するのが基本です。
Q.場所は分かりやすいですか。看板はありますか。
A.はい、現在は看板が設置されGoogleマップにも掲載されているため、以前より格段に見つけやすくなりました。佐和田線と基幹農道の交差点の東北側約500mが目印です。
Q.駐車場はありますか。
A.専用駐車場はありません。周辺はサトウキビ畑の中の農道のため、農作業や通行の妨げにならない路肩に短時間停めてください。土地改良区・農地なので駐停車位置に配慮が必要です。
Q.どんな服装・持ち物で行けばよいですか。
A.狭く急な斜面を降りるため、滑りにくい運動靴やトレッキングシューズが必須です。夏は虫が多いので長袖長ズボンと虫よけ、飲み物を持参してください。雨後は滑りやすく危険なので避けましょう。
Q.ここで見つかった化石は何ですか。
A.1977年に琉球大学の調査でミヤコノロジカ(鹿)の化石片、1999年に人の歯の化石が発見されました。太古の琉球列島の姿や人類の移動を考えるうえで貴重な地質・考古遺跡です。化石の採取は禁止です。
